目次
はじめに
GoProを試しに使ってみたのですが、動画の水平維持機能は素晴らしいものの、正直言って画質は今一です。
そんな訳で、スマホと比べたGoProの画質について調べてみたいと思います。
GoProの1画素の大きさ
下はGoProの仕様表です。
項目\機種 | Hero 9 | Hero 10 | Hero 11 |
プロセッサー | GP1 | GP2 | GP2 |
撮像素子 | 1/2.3型 (6.2x4.6mm) |
1/2.3型 (6.2x4.6mm) |
1/1.9型 (6.7x5.1mm) |
手振れ補正 | HS3.0 | HS4.0 | HS5.0 |
水平維持機能 | 27° | 45° | 360° |
画素数 | 2000万画素 | 2300万画素 | 2710万画素 |
動画 | 5K30fps | 5.3Kfps | 5.3Kfps |
4K60fps | 4K120fps | 4K120fps |
これをご覧頂ければ、スマホよりかなり画質が落ちるのは一目瞭然でしょう。
と言いますのは、今どきのスマホのメインカメラは1200万画素の1/1.7型です。
それに対して、GoPro Hero 9や10においては1/2.3型とかなり小さな撮像素子を使っており、画素数も2000万画素以上とかなり多くなっています。
またGoPro Hero 11においては、撮像素子が1/1.9型にアップしたものの、画素数が2710万画素にアップしています。
では具体的に1画素がどの位の大きさかを、単純計算した結果が以下になります。
これをご覧頂きます様に、GoProの1画素は、一般的なスマホの半分以下(41~36%)の大きさしかありません。
そう聞くと、スマホと大して画質の差はないと思われるかもしれませんが、スマホの場合ISO25が使えます。
そうなるとスマホとGoProとの画質の差は、最大で3段(8倍)程度あると思った方が良さそうです。
まとめ
一般的なスマホの撮像素子が、1200万画素の1/1.7型だとすると、GoPro Hero 9の1画素はその41%、GoPro Hero 10と11はその36%とかなり小さい事から、同じISO感度で撮る限り画質はその半分以下と言える。
またスマホの場合、ISO25を使える事を考えると、GoProの画質はスマホより最大で3段(8倍)程度劣る。
要望
誰も相手にしてくれないのでしょうが、勝手に要望を書いておきます。
強力な手振れ補正や水平維持機能を高速で処理するには、これくらいの大きさの撮像素子と画素数が必要なのは分かるのですが、できれば(暗闇での撮影を捨てて)ISO25が撮れる高画質モデルが出なかと思うのでありました。
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