2023年2月

ストロボ

ガイドナンバーの全て

今回は、ストロボのガイドナンバー(GN)の話をしたいと思います。 今時でしたら、ストロボで撮った写真がその場ですぐ見れる事や、TTL調光が優秀になってきた事から、GNなど知らなくてもストロボ写真が綺麗に撮れる様になってきました。このため、いつかこのGNはストロボの光量を示す用途以外には使われなくなる可能性すらあります。このため忘れてしまう前に、弊サイトが知っているGNに関する全ての情報をここ…

共通

錯乱円とは

錯乱円( circle of confusion)とは何かご存知でしょうか。ネットで調べるといきなり難しい説明が出てきますが、実は非常に簡単な事です。早い話が、点光源を撮った場合における、撮像素子(もしくはフィルム)上でピントが合っていると許容できるボケの大きさ(直径)を表しているのです。すなわち、一般的に言われる所の錯乱円0.03mmというのは、点光源を撮った場合のボケの直径が…

Lumix S5II

Lumix S5IIは売り上げNo.1になるのか

2023/2/16(木)、ついにLumix S5IIが発売されました。そうなると、気になるのはLumix S5IIの販売台数です。来月になれば大手量販店の販売ランキングが発表されるでしょう。その中でLumix S5IIは何処に位置するでしょうか?弊サイトはぶっちぎりのトップになると予想しているのですが、どうなる事でしょう。今から楽しみです。

COSINA

NOKTON 50mm F1 Aspherical RF-mount参上

コシナから、RFマウントのNOKTON 50mm F1 Asphericalが発表されました。NOKTON 50mm F1 Aspherical for RF50mm F1.2のレンズと比べると絞り1/2段の差なので、それほどボケの大きさに違いはないだろうとおもいきや、早速計算してみたら下のチャートに有ります様にかなりの差があります。同種のレンズがニコンのZマウント用に既に発売されているのからすれ…

共通

Log撮影の美しい誤解

少々過激な発言で恐縮ですが、何でLog撮影なんかやるのでしょうか?不思議でしょうがありません。とは言え、ソニーのHPには以下の様な記述があるのですから、誰しも一度は使ってみたいと思われる事でしょう。ですが、これはかなり無責任な広告ではないでしょうか。何しろLog撮影の短所を何一つ語っていないのですから。ちなみにネットで調べたLog撮影の長所と短所は、…

共通

シャッタースピードの中間値はいくつなのか?

今時のカメラでしたら、シャッタースピードは1/2ステップ、或いは1/3ステップで設定できる様になっています。そうなると例えば、1/500秒と1/1000秒の中間の値はいくつでしょうか?カメラの表示を見れば分かるのですが、この程度の事でいちいちカメラを取り出すのも面倒です。そんな訳で、計算で求めてみる事にしました。するとそれが意外に難しいのです。

Canon

動画優先のミラーレスカメラは出るのか?(横幅38.1mmの不思議)

はたして今後、動画優先のミラーレスカメラは出現するのでしょうか? 多少なりとも動画を撮り始めると、今どきのカメラは静止画と動画のハイブリッドと謳いながらも、いかに静止画寄りなのかを痛感します。静止画から発展してきたカメラなので、当然と言えば当然の事なのですが。その最たる理由は、撮像素子の縦横比と画素数です。

ストロボ

グローバルシャッターの本当のメリット

まだまだ先の事でしょうが、グローバルシャッターがカメラに搭載された場合のメリットについてお話したいと思います。メカ式のフォーカルプレーンシャッターの電子版がローリングシャッターだとしたら、常に全開するレンズシャッターの電子版がグローバルシャッターになります。グローバルシャッターと聞くと、動体歪みが無い事ばかりが取り沙汰されますが、実は最も…

モバイルバージョンを終了