2022/01/07
先般、低画素機に高級レンズはもったいないという話をさせて頂きました。
もっと具体的に言えば、2000万画素のEOS R6に5000万画素以上にも対応する🅻レンズを使うのは、猫に小判とは言わないまでも、かなり無駄です。
ところが下にあります様に、明るい大口径のRFレンズには、安い普及クラスのレンズなど存在しません。
RF24-70mm F2.8 L IS USM | RF24-105mm F4 L IS USM | RF70-200mm F2.8 L IS USM | RF50mm F1.2 L USM | RF85mm F1.2 L USM |
RFマウントの🅻レンズ |
ではどうするかですが、ならば純正のマウントアダプター(EF-EOS R)を介して一眼レフ用(EFマウント)の🅻レンズを使えば良いのです。
EF24-70mm F2.8L II US | EF24-105mm F4L IS II USM | EF70-200mm F2.8 L IS USM | EF50mm F1.2 L USM | EF85mm F1.2L II USM |
EFマウントの🅻レンズ |
EFマウントの🅻レンズを並みレンズと呼ぶのは甚だ忍びないのですが、大多数の🅻レンズが既に10年以上前に設計され、価格もRFレンズと比べれば大幅に安いので、こっそりそう呼ばせて頂いても怒られる事もないでしょう。
そうは言っても、つい数年前まで第一線で活躍していたレンズ達ですので、2000万画素機にはお釣りがくる描写なのは間違いありません。
RFレンズと比べれば、それ以外にもAF速度や手振れ補正、ブリージング等が劣ると安直に言われるものの、それも使ってみなければどの程度のものなのか誰にも分かりません。
また中古品であれば、更に安く購入できる事もあり、多少過酷な環境でもためらわずに使う事もできます。
安くて、写りも良くて、過酷な使用もできると、良い事ずくめです。
そして、さらに良い事があるのです。
先ほどお伝えしました様に、EFレンズを使うためには、別途純正のマウントアダプターを購入する必要がありますが、これにはコントロールリングやPLフィルター付きや可変NDフィルター付きがあるのです。
マウントアダプター | コントロールリング付き | CPLフィルター付き | 可変NDフィルター付き |
ドロップイン円偏光フィルタA | ドロップイン可変式NDフィルタA | ドロップインクリアフィルタA |
RFレンズのコントロールリングはレンズの先端に付いていて使い難くてしょうがないのですが、コントロールリングが手前に来るのはかなりの魅力的です。
また少々お高いのですが、可変NDフィルター付きは動画撮影でかなり重宝します。
またレンズ先端に付けるフィルターは、直射日光をまともに受けるのでフレアーの元凶になるのですが、レンズの奥まった所にあるのもメリットと言えます。
恐らくEOS R系ユーザーの大半が、RFレンズに気持ちが傾倒ている頃でしょうから、ここでこっそりEFマウントの🅻レンズを揃えるのは丁度良いタイミングではないでしょうか。
さあどうしましょう。
FEではなくEFですよね