2022/01/11
キヤノンがクアッドピクセルCMOS AFを使った、デュアルクロス測距の特許を出願したそうです。
これについて1年以上も前の予想が当たったものですから、有頂天の幣サイトです。(詳細はこちら)
下手な鉄砲も、数打てば当たるものです。
それはともかく、現状のミラーレスカメラの大多数は縦線しか検知できないライン測距のAFですので、カメラを傾けない限り決して水平線にはピントが合わないのです。
ちなみに、縦横線の両方を検知できるクロス測距が可能なのは現状オリンパス機だけです。
それが一気に斜め線まで検知できるデュアルクロス測距が可能になるとは。正に快挙です。
何しろライン測距に対して、クロス測距になれば理論上測距精度は2倍になり、デュアルクロス測距になれば4倍になるのですから。
ただしクアッドピクセルCMOS AFの場合、斜め線検知は縦横線検知より感度が半分になるのですが、明るい所であれば殆ど問題ないでしょう。
ちなみに一眼レフではキヤノンの普及機が中央の1点、高級機が中央5点のデュアルクロス測距に対応していたですが、全画面デュアルクロス測距となれば、それらを完全に凌駕する事になります。
普及機に 降りてくるのはまだ先でしょうが、一眼レフの優位性がまた一つ失われた事になります。
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