2022/06/09
ご存知の様に普通のデジカメで写真を撮れば、少なからず偽色やモアレが発生します。(詳細はこちら)
ところが偽色もモアレも一切無い写真を簡単に撮る方法があるのです。
それはフィルムカメラを使って撮れば良いのです。
フィルムや印画紙の感光剤は、光に直接反応してランダムに散らばっていますので、偽色もモアレも全く発生しないのです。
実際、”偽色”や”モアレ”なる単語を耳にする様になったのは、カメラがデジタルになってからの事です。
また、最近フィルムカメラが若い人の間で流行っている様ですが、もしかしたらこの事に気付いた方もいるのかもしれません。
ただしこのままですと、SNSにアップできませんし、PCにも保存できません。
このため、(デジタルデータに変換するために)このフィルムや写真をデジカメで撮ると、そこでまた偽色やモアレが発生する事になります。
そこで登場するのがフィルムスキャナや写真スキャナです。
この場合、3色の光源を代わる代わる点灯させてフィルムを読み取るので、偽色は発生しないのです。
またモアレについては、ゼロとは言えませんが、デジカメの様に縦横方向に厳密に画素を読み込む訳ではないので、発生する可能性はかなり少ないと言えます。
ただし注意しなければならないのは、背の高いフィルムスキャナは恐らく内部にデジカメが入っているのと同じ構造だと思われるので、この場合は偽色もモアレも発生する事になります。
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