これはビックリです。
突如として、キヤノンのHPが刷新されました。
![](https://photo-cafeteria.com/wp-content/uploads/2024/02/%E3%82%AD%E3%83%A4%E3%83%8E%E3%83%B3%E6%96%B0%E5%95%86%E5%93%81%E6%A7%8B%E6%88%90.png)
見た目の主な変更点は、キヤノンオンラインショップの価格が表示されたり、カメラがレンズマウント毎に分類された事かもしれませんが、最も驚いたのはカメラの階層表示が無くなった事です。
と言いますのは、キヤノンはデジタル一眼レフの時代からつい先日まで、カメラをプロフェッショナル、ハイアマチュア、アマチュアモデルと明確に階層分けしていました。
ところがそのカースト制を、見かけ上とは言え撤回したのです。
階層表示しているのは最近のソニーも同じなのですが、ソニーの場合それには関係なく後発機にはどんどん新しい技術を投入しています。
それに対してキヤノンの場合、下位機種の性能は上位機種を決して超えてはいけないと、厳格なカースト制が敷かれていたのです。
このためハード上は可能でも、ファームウェアで下位機の性能を抑えられていた事もあったほどです。
この思想はHPが変わった所で今もなお残っているのでしょうが、それでもこの階層表示が無くなったという事は快挙と言って良いのではないでしょうか。
何しろどんなカメラを選ぶのかは、顧客の自由です。
カメラや写真の知識はないけど極力楽して良い写真を撮りたければ、高いカメラを買えば良いのですし、お金はないけど時間と知識が豊富にある人は安いカメラでも高級カメラを凌ぐ写真が撮れるのです。
カメラメーカーに勝手に誰それ用のカメラと決められるのは、全く以って余計なお世話です。
と思ったのですが、HPの下の方(安いカメラ)を見ると依然初心者にお勧めなどと書かれているではありませんか。
キヤノンが本当に立ち直るのは、まだまだ先の様です。
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