2022/01/09
毎度の事ながら、いつの間にか年が明けましたので、恒例の(嘘です)今年発売されるであろう新製品を予想してみたいと思います。
その記念すべき第一弾は、当然ニコンでしょう。
何しろ昨年は、ニコンで始まってニコンで終わった年と言っても過言ではないからです。
具体的には、全世界のカメラファンの度肝を抜いたNikon Z 9の開発発表が2021/3に行われ、2021/12にNikon Z 9の発売が開始されたのですから。
とは言え、開発発表当時は(大きな声ではいえませんが)幣サイトを含め大多数の方が大した期待をしていなかったのは、これまた紛れもない事実でしょう。
それはともかく、幣サイトが予想(期待)するニコンの新製品は以下の通りです。
目次
Nikon Z 30
初っ端は、APS-Cサイズ機であるNikon Z 50からファインダーを取っ払ったNikon Z 30です。
昨年同じくNikon Z 50を流用したクラシカルなNikon Z fcも話題になりましたが、むしろこれからのニコンを支える若いユーザー層を取り込むにはこのZ 30でしょう。
勝手な推測ですが、Nikon Z fcの購入者は孫や娘のためと称して、ピンクの革張りを選択した年配者が一番多いのではないでしょうか。
それはともかく、昨年生産中止となったAPS-Cサイズ機であるNikon D5600(中級機)やD3500(初級機)の後継機としてもNikon Z 30の早期登場が待たれます。
Nikon D5600 |
Nikon D350 |
ちなみに現在のZ 50の価格は10万円ほどですので、うまくすれば8万円程で手に入るかもしれません。
Nikon Z 50 (2000万画素) |
それでいて母体となるNikon Z 50は、目立たないながらもボディー内手振れ補正のない機種においては断トツの性能ですので、モニター撮影になれたスマホ時代の若者にはぴったりではないでしょうか。
EOS Kiss M2 (2400万画素) |
EOS M6 II (3200万画素) |
α6400 (2400万画素) |
X-T3 (2600万画素) |
Nikon Z 50のライバル達
|
またボディー内手振れ補正が無いと言っても、殆どのレンズに手振れ補正は付いていますし、ボディー内手振れ補正があっても本格的に動画を撮るには、結局ジンバルが必要になります。
そんな訳で、むしろ軽くて安い方が動画には有利とさえ言えます。
Nikon Z 7III
続いては、言わずと知れたNikon Z 9のディチューン版であるNikon Z 7IIIです。
Nikon Z 7 |
Nikon Z 7II |
名称がNikon Z 8になる可能性もあるのですが、現行のZ 7と同じく4600万画素ですので、ここではZ 7IIIとしておきます。
Nikon Z 9の完成度がかなり高い様なので、これを流用したZ 7IIIは簡単にできそうな気がするのですが、Z 9が売れまくっているとなると、今年中に発売されれば御の字でしょう。
価格はZ 9が60万円台なのを考慮すれば、40万円台後半と予想できます。
Nikon Z 6III
そして続いては、期待の★であるNikon Z 6IIIです。
Nikon Z 6 |
Nikon Z 6II |
Nikon Z 9が出る前は、全く期待していなかったのですが、Z 9が出てからは違います。
本機は2000万画素前後の積層型撮像素子を搭載して、メカシャッターレスになるのはほぼ間違いないでしょう。
そして、クロップ無しの4K60Pが撮れるのは当然として、果たしてクロップ無しで4K120Pが撮れるかどうかです。
昨年末に発売されたソニーのα7IVがクロップ有りの4K60Pまでで、キヤノンのEOS R6がクロップ無しの4K60Pですので、もし4K120Pが撮れれば、両機を完全に引き離す事になります。
今のニコンの勢いからすると、やってくれそうな気がします。
そうなると、価格はEOS R6やα7 IVの30万円前後より多少お高くなるかもしれません。
そしてもう一つ気になるのは、外観のデザインです。
お世辞にも評判が良いとは言えない従来型のファインダー部の形状を、引き継がないでくれると良いのですが。
Nikonos Z
そして最後は、水中カメラの代名詞であったNikonosの復活です。
夢物語と言われるかもしれませんが、以前1インチサイスのミラーレスカメラであるNikon 1 J3を流用して、水中カメラのNikon 1 AW1が発売されましたので、まんざら有り得ない話ではないと思う次第です。
実際Nikon Z 30を流用すれば、かなり可能性はあると思うのですが、いかがでしょうか。
潜らないまでも、波打ち際で水しぶきを気にせず写真や動画が撮れれば、撮影範囲が一気に広がります。
また汚れたカメラを水道水で洗えたら、こんなに気持ちの良い事はありません。
もし年末までこのブログが続いていたら、どこまで当たったか採点してみたいと思います。
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