先日ペンタックスのフィルムカメラプロジェクトの話をしたばかりだったのですが、コダックのフィルムが値上がりするそうです。
E100 (3830円/本) |
EKTAR 100 (4786円/本) |
PORTRA 160 (2200円/本) |
TMX 100 (1978円/本) |
TX 400 (3807円/本) |
今でもかなりのお値段なのですが、今後は下の値段になるそうです。
E100 135-36 ¥5,630
EKTAR 100 135-36 ¥3,410
PORTRA 160 135-36 (5) ¥16,380
TMX 100 135-36 ¥2,850
TX 400 135-36 ¥2,900
カラーのリバーサルフィルムが1本5630円、昔良く使った白黒のトライXが1本2900円とは、もう絶句です。
今日のフィルムは、間違いなく超高級嗜好品です。
そうなるとその昔、フィルムを湯水とまではいかないまでも、それなりに使っていた身としては、何となく得した様な気がするのは気のせいでしょうか?
冗談はともかくとして、今後フィルムはどうなるのでしょう。
勝手な予想ですが、今が底でこの先徐々に需要は回復していくのではないでしょうか。
また、これまた勝手な予想ですが、今どきの映画館はどこもデジタルの投影機材に置き換わっていますが、どこかでフィルム上映の映画館でも復活してきたら、そこそこお客さんを呼べるのではないでしょうか?
カラカラと映写機の回転音がする映画館でカサブランカでも見れば、古(いにしえ)の浪漫に浸れるかもしれません。
などと思う今日この頃です。
フィルム全盛期にはネオパン等のモノクロフィルムは200円くらいだったので、タバコかフィルムで迷いました。
でも、ライカ一台が家一軒と言われていた頃の大昔もフィルムは非常に高価で、今と違い写真は金持ちの道楽で、実は本来の姿に戻っただけなのかもと思います。