LEDストロボ(Rotolight NEO 3)

つい先日、LEDライトはストロボの代わりになるのか?という記事の中で、LEDライトをストロボの代わりに使うのはかなり厳しいという話をさせて頂いたのですが、その後ストロボとしても使えるLEDライトがあると教えて頂きました。

それが下にあります英国Rotolight製のNEO 3です。

RotolightのNEO 3(12万円)

これは一見普通の動画用のLEDライトに見えるのですが、ストロボとしても使えるそうです。

明るさは定常光で5,443Lux、フラッシュで10,700Lux(約91cm)、最高同調速度は1/8000秒(?)との事です。

この約91cmというのを不思議に思われるかもしれませんが、これが丁度1ヤード(36インチ)になります。

イギリスでは、未だに工業製品にSI単位を使っていない様です。

それはともかく、この1万Luxとは曇天(EV12)程度の明るさですので、結構明るいと思ったのですが、かなり大雑把な計算をしてみた所せいぜいGN4程度の光量でした

発光面が大きいのは良いのですが、12万円でGN4とはかなり高価なので、やはりそう簡単にLEDライトをストロボの変わりにはできない感じです。

と思ったのですが資料を取り寄せた所、以下との事でした。

これからすると、どうやらガイドーナンバーはGN8.5程度の様です。

先ほどの計算は、曇天をEV12としたのですが、これをEV13にすればほぼ近い値になります。

また閃光時間は1/50秒から1/2500秒までマニュアル設定が可能との事ですので、恐らく1/50秒が最大光量時で閃光時間が短くなるにつれて発光量は落ちていくのでしょう。

という事で、このくらいの大きさのLEDライトであれば、瞬間的に(多少無理してでも)強く発光させれば、かなりストロボに近くなると言えます。

とは言え、やはり12万円は高いしデカイ。

ついでに言うとこれにはホットシューが付いておらず、シンクロケーブルが必要になるというのも、少々手間です。

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