ニコンからいよいよパワーズームレンズ(Z DX 12-28mm f/3.5-5.6 PZ VR)が発売される様です。
そうなるとパワーズームレンズを出していないのはキヤノンだけになるのですが、今の所噂の一つもありません。
これからは動画だと分かっていながら、何故キヤノンはパワーズームレンズをさっさと出さないのでしょうか?
そうやってしびれを切らしているのは、弊サイトだけではないでしょう。
そう考えると、さすがにソニーは違います。
何しろ、既にAPS-Cサイズ用のパワーズームレンズを5本、フルサイズ用で2本も用意しているのですから。(詳細はこちら)
特筆すべきは、今から11年も前の2012年にはE PZ 16-50mm F3.5-5.6 OSSを出している事です。
これは本当に素晴らしいレンズでした。(今も現役ですが)
通常の沈胴式レンズの場合、使用時にレンズを繰り出す作業が必要なのですが、本レンズの場合電動でレンズが繰り出されるのです。
このため、電源さえ入れればあとは何もしなくても即スタンバイで、電源を切れば自動的に一番薄い状態になってくれるのです。
他の沈胴式レンズですと、毎度毎度レンズを繰り出したり格納したりするのが手間で、(沈胴レンズと言いながら)暫くするとレンズを沈胴させないで、そのままバッグにしまう様になるのは間違いありません。
おまけにフルサイズ換算で24-75mmと一般的な焦点距離全域をカバーし、小型軽量(全長約30mm、重さ116g)で、一応手ぶれ補正(ただし効いている気は全くしなかった)も搭載していたのですから文句の付け様がありません。
唯一の弱点は、うっかりオートパワーOFFでレンズが格納されたままバッグに詰め込んでしまうと、何かの拍子で電源が入り(レンズが繰り出され)、レンズの沈胴機構を破損させてしまう事です。
今も相変わらずそうなのでしょうか?
それはさておき、同時期に発売されたNEX-5Rは、シャッタボタンの周囲にズームレバーが配置されていたので、片手で自由自在にズーミングできました。
これって今のZV-E10を10年前に出していた様なものです。
こんなレンズを(もちろんフルサイズ用で)早く出して貰えないものでしょうか。
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