2021/11/27
ご存知だったでしょうか。
デジカメのセルフタイマーを使って一人で記念写真を撮ると、決して自分にはピントが合わない事を。
その理由は簡単で、シャッターボタンを押した瞬間にピントが固定されてしまうからです。
全てのデジカメを調べた訳ではないのですが、知っている限りどこのメーカーのカメラも押し並べてそんな仕様になっています。
このため、一緒に写る人が他にいてくれれば良いのですが、一人だけで気にいった景色をバックに記念写真を撮ると、間違いなく背景にピントが合ってしまって、人物はボケるのです。
こんな間抜けな話はないでしょう。
今時のカメラでしたら、顔や瞳を認識してくれますので、シャッターが切れる直前にAFを働かせればそれで済む事です。
と言うより、顔認識機能の無い昔のAFカメラであっても、必然的に近い物にピントを合わせますので、フィルムカメラ時代からシャッターが切れる直前にAFを働かせるべきだったのです。
にも関わらず、なぜ未だにこんな仕様になっているのでしょうか?
考えられる理由としては、それでは万一ピントが合わなかった場合、シャッターが切れないからかもしれませんが、もしそれなら取り直しすれば済む事です。
そんな心配より、いくら撮り直しても決して人物にピントが合わない方が余程問題でしょう。
これじゃー、スマホに負ける筈です。
一人で使えないのならば、セルフタイマーと呼ばずにセルブス(selves)タイマーと呼ぶべきでしょう。
また説明書に、セルフタイマーは決して一人では使わないで下さい、と書くべきです。
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