先日お伝えしました、白壁の実験はやってみて頂けましたでしょうか?
答えをお伝えしますと、白壁に近付こうが離れようが、カメラの露出は全く変わりません。
そう聞かれて、エッと驚かれる方と、そりゃ当然だと思われる方の二通りがあるでしょう。
もしそうならば、エッと驚かれる方は至極真っ当です。
そうりゃ当然だと思われる方は、どうかしてます。
さすがにそれは言い過ぎかもしれませんが、やっぱりそうです。
何故ならば、電球にしてもローソクにしても、光源に近付けば露出計の針は明るい方向に振れるからです。
スピーカーに近付けば、音が大きく聴こえるのと同じ事です。
音も光も所詮エネルギーですので、近付けば大きくなり、離れれば小さくなります。
にも関わらず、なぜ明るい白壁に近付いても、露出は全く変化しないのでしょうか?
もしかしたら白壁は反射光で、電球やローソクは自ら光っているからだと思われるかもしれません。
ところが、PCのモニターを全面白にしてカメラを近づけても、露出は全く変化しません。
当然PCのモニターも裏面に光源があり、自分で光っています。
さあ、何故なのでしょう。
光源に近付けば露出は変わるはずなのに、何故白壁だと全く変化がないのでしょう?
ちなみに白壁でなくても、赤壁でも青壁でも色ムラが無ければ同じです。
もしこれについて理論的に説明できる方がいらっしゃいましたら、是非お便りを頂ければと思います。
もしご不明の方は、(残念ですが)引き続き幣サイトを覗いてみて頂ければ幸いです。
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