2022/01/08
すっかり見落としていました。
以前こちらの記事(マルチショットNRは動体にも使える)で、EOS R6を使って首を振っているマネキンをマルチショットNRで撮っても、止まって写る(下左の写真参照)とお伝えしました。
さらに、動いているマネキンも止まっている背景もノイズが低減している事から、単純に位置合わせして合成しているのではなく、かなり高度な画像処理を行っている様だともお伝えしました。
EOS R6の場合、マルチショットNRを使えるのは、メカシャッターだけだったのですが、下にありますEOS R3の公式HPを見ると、何と電子シャッターでも使える様になったとの事です。
当然ながらメカシャッターより電子シャッターの方が、より高速連写が可能になります。
EOS R6のメカシャッターの最高連写速度が秒間12コマなのに対して、EOS R3の電子シャターは秒間30コマです。
という事は、EOS R6が4枚撮るのに1秒近く掛かっていたのに対して、EOS R3ならばもっと短時間で撮れるので、マネキンの移動量(変化量)も少なくなり、ノイズリダクション効果が大幅に上がる事が予想されます。
またメカ音は全くしないので、擬音を1回だけさせればそれこそワンショット撮影の様に撮れます。
それでいてノイズレベルは、理論上2段分も向上にするのです。
これは使ってみたい。
早くこの機能が使える普及機が出てほしいものです。
EOS R3の公式HPを見るとHDRモードの説明で
「新開発CMOSセンサーの高速信号読み出しと電子シャッターにより、わずか約0.02秒※で3画像の撮影を完了できます。」
と書いてあります。
これから数枚の連写なら単純計算で150コマ/秒の連写ができてるようです。
マルチショットNRもこれと同じ速度で撮影しているとすればかなり動体に強そうですね。
(私は買えてないので試せませんが……)