フジフィルムから中判ミラーレスのGFX100S IIが発表されました。
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それは良いのですが、分からないのはその立ち位置です。
このGFX100S IIは、GFX100 IIと何がどう違うのでしょうか?
色々調べた結果、GFX100 IIが上位機種で、GFX100S IIはそれをコンパクトにしたモデルの様です。
そんな事は大きさを見れば分かるだろうと言われそうですが、そう思い至らなかったのにはそれなりの理由があります。
ご存知の様にフジフィルム初の中判ミラーレスカメラは、GFX 50Sでした。
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このカメラは正面から見ればそれなりの大きさですが、上から見ると一眼レフと言っても良い程の厚みで、いかにもようやく完成した試作機に無理やり外装を被せた様ないでたちでした。
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とは言え、ファインダーは交換式で、バッテリーグリップも装着でき、フラッグシップ並みの拡張性を誇っていました。
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また操作部の形状も当時発売されたばかりのAPS-Cサイズのフラッグシップ機であるX-H1とそっくりだったため、型番にSの文字があるのがフラッグシップ機だと固く信じ込んでしまったのです。
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ところが今の型番の流れからすれば、何故かGFX 50Sはフラッグシップ機の扱いになっていなかったのです。
そんな訳で、(甚だ余計なお世話ですが)このGFX 50SをGFX 50と呼んでくれてさえすれば、この様な混乱はなかったのにと思わずにはいられません。
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