いつか調べなければいけないと思っていたのですが、意を決して調べてみる事にしました。
それはハイスピードシンクロを使用すると、ストロボのガイドナンバーはどれくらい落ちるのかです。
下はキヤノンのEL-1のガイドナンバー表です。
ガイドナンバーの大きな200mmで比べると、HSSがOFFでGN60なのに対して、HSSの1/500秒でGN25.5(1/2.4)に低下しています。
そして1/1000でGN19.5(1/3.1)、1/2000秒でGNGN14.4(1/4.2)です。
かなりエイヤーですが、1/2、1/3、1/4で減っていく感じです。
念のため広角の24mmで比べてみると、GN27.3が1/500秒でGN9.5(1/2.9)、1/1000秒でGN6.7(1/4)、1/2000秒でGN4.8(1/5.7)に減っています。
ストロボを超広角のまま使う事は滅多にないので、更に50mmでも調べてみます。
するとGN36.6が1/500秒でGN12.8(1/2.9)、1/1000秒でGN9(1/4.1)、1/2000秒でGN6.4(1/5.7)に減っています。
どうやら標準から広角系は同じ様に減る様です。
という事で、HSSにするとガイドナンバーは1/500秒から1/3、1/4、1/6と減ると覚えておけば良さそうな感じです。
そして今回もう一つ気付いた事は、HSSをONするとシャッタスピード1/125秒から連続発光をしてGNが低下する事です。
なので、カメラのストロボ同調速度が1/250秒ならば、それ以下のシャッタスピードでは決してHSSをONしてはいけないという事です。
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