先ほど以下の記事を書いたのですが、その後非常に興味深いデータを見つけました。
それはデジカメWatchが実施した「デジタルカメラの背面モニター、何派?」のアンケート結果です。
![](https://photo-cafeteria.com/wp-content/uploads/2024/04/%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%AB%E3%83%A1%E3%83%A9%E3%81%AE%E8%83%8C%E9%9D%A2%E3%83%A2%E3%83%8B%E3%82%BF%E3%83%BC%E3%80%81%E4%BD%95%E6%B4%BE%EF%BC%9F.png)
これを見ればもう一目瞭然でしょう。
明らかにチルト式を好む人の方が多いのです。
にも関わらず、何故少数派のために、我々多数派が我慢を強いられなければならないのでしょう?
オカシイでしょう。
この手のアンケートは、設問の仕方によってアンケート結果が多少変わるのですが、設問は以下の様に極めてシンプルです。
デジタルカメラの背面モニターの可動方式にも様々なタイプがありますが、それらは撮影スタイルにも大きく影響するため、好みも別れるところでしょう。みなさんは、何派ですか?
デジタルカメラの背面モニター、何派?
〇チルト派
〇バリアングル派
〇固定派
〇モニター不要派
〇その他その理由は?(任意・自由回答)
また投票数(標本数)は1543件と、ビデオリサーチ社におけるテレビの視聴率調査の600世帯と比べても倍以上あります。
また対象者もそれなりにカメラに興味のある方々です。
これだけ信頼度の高いデータがありながら、カメラメーカーは何故バリアングルモニターを採用するのでしょうか?
何だかんだと言いながら、結局はユーザー無視のコストダウンとしか思えません。
それともmajorityよりminorityを優先するという昨今の悪しき風潮が、カメラ業界にも蔓延しているのでしょうか?
もしそれが良い事だ、美徳だ、インクルーシブだと思うのならば、左利きの人のために、グリップとシャッターボタンを左側に付けてみろと言いたくなります。
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