小学生でも分るモニターのドットとピクセルの違い

先日、プリンターのドットとピクセルの話をしたので、今回は液晶モニターのドットとピクセルの話をしたいと思います。

前回お伝えしまsた様に、ピクセルとはそれだけでフルカラーが表現でき、それに対してドットは単色しか表せないとお伝えしました。

ではモニターにおける、ピクセルとドットは何でしょう。

それは下の絵を見て頂ければ一目瞭然でしょう。

モニターの画面を虫眼鏡で見ると、赤緑青の筋が見えますが、この1本1本がドットになり、それを3本集めたのが1ピクセルになります。

そうなると疑問に思われないでしょうか。

プリンターのドットは256個集まって、ようやく1ピクセルだったのに、モニターの場合は3本で1ピクセルになるのを。

その理由も簡単で、プリンターの1ドットは、大きさも濃さも変えられないのに対して、モニターの1ドットは明るさを256段階に変える事ができるのです。

このため、もしプリンターの1ドットが大きさもしくは濃さを256段階に変える事ができれば1ドット(正確には色の異なる3ドット)で1ピクセルになるのです。

という事で、モニターの1ピクセルは、3ドットで構成されるというお話でした。