2022/06/12
Nikon Rumorsの情報によれば、ニコンから今年2機種のミラーレスカメラが登場する様です。
その内1台はAPS-Cサイズ機のNikon Z 30で、もう1台はフルサイズ機だそうです。
ニコンから今年出るであろうカメラは年初に予想した(詳細はこちら)のですが、一覧にすると以下の通りです。
系列 | 現 | 新 |
Z 9 | Nikon Z 9(4600万画素、裏面照射積層型) | N/A |
Z 7 | Nikon Z 7II(4600万画素、裏面照射型) | Nikon Z 7III(Z 9のディチューン版) |
Z 6 | Nikon Z 6II(2400万画素、裏面照射型) | Nikon Z 6III(低画素のメカシャッターレス) |
Z 5 | Nikon Z 5(2000万画素、表面照射型) | N/A |
Z 50 | Nikon Z 50(2000万画素、表面照射型) | N/A |
Z 30 | N/A | Nikon Z 30(Z 50のファインダー無し) |
Z fc | Nikon Z fc(2000万画素、表面照射型) | N/A |
Nikonos | N/A | Nikonos Z(Z 30を母体にした水中カメラ) |
APS-Cサイズ機はZ 30で確定の様なのですが、今更Z 30を出す意味があるのでしょうか。
Nikon Z 9 |
Nikon Z 7II |
Nikon Z 5 |
Nikon Z 50 |
と言うのは、Z 50は当初11万円前後でしたが、今では10万円を割り込んでいますので、今更Z 50からファインダーとストロボを省いたZ 30を出したとしても、Z 50に流れてしまうのではないでしょうか。
それならむしろZ 50にボデイー内手ブレ補正を搭載して、Z 60として売り出した方が余程賢明な様な気がします。
更にZ 6IIやZ 7IIの様に映像エンジン(EXPEED 6)を2個積んで、連写速度を数コマ上げて、更に4K60Pに対応させれば、Nikon D500の後継機として文句を言われる事はないでしょう。
そして、もっと気になるのはフルサイズ機です。
Nikon Z 9のバックオーダーが片付いていないのに、ここでNikon Z 9のディチューン版であるNikon Z 7IIIを出すのはどう考えても得策ではありません。
そうなると2000万画素前後で、メカシャッターレスのNikon Z 6IIIを期待しないではいられません。
これで4K120Pとチルト式モニターを採用してくれれば、買い替え決定です。
Z30、デザインと機能面で、アッと言わせるような革新性がなければ売れないでしょうねl。
新FX、Z8がいいかと。6000万画素。6000,3000,2000をRAWで記録できる、ライカの「トリプルレゾリューションテクノロジー」ような機能なら。