カメラにおいて、プロ機と入門機の違いは何でしょうか?
当然ながらプロ機は、機能が盛りだくさんでその分高くて大きくなっています。
一方入門機は、機能がどんどん削られていて、その分安くて小さい、といった所でしょうか。
でもそれって本当に入門機なのでしょうか?
ファインダーやモニターの解像度が低い事や、メモリースロットが一つしか無い事、或いはボディー内手振れ補正が無いのは特に不満はありません。
しかしながら、操作ダイヤルは1個しかなく、ボタンも少なく、メカシャッターは片幕(電子先幕)で、シャッタースピードも連射速度も制限が掛けられ、カスタム登録も全く使えず、上にあるEOS R50に至っては外部ストロボすら使えません。
カメラ任せのオートだけで撮るのでしたらそれでも良かったのかもしれませんが、スマホが台頭した今となってはその価値はないでしょう。
ならば折角カメラを買ったのだからと、多少なりとも気合を入れて写真を撮ろうとすると、こんなに制限だらけのカメラであれば間違いなくまごつきます。
例えば露出補正をする、或いはAF方式を変えようと思っても、そう簡単にはいきません。
そうこうしている内に、そんなに時間が掛かるなら、スマホで撮ってと言われるのが関の山です。
もしそうならば、こんなに使い難くいカメラを入門機と呼んでカメラ初心者に売りつけるのは、どうなんでしょう。
むしろ便利機能満載のプロ機の方が、誰が使ってもそれなりの写真が撮れる分、入門機と呼ぶべきではないでしょうか?
コメントを残す
コメントを投稿するにはログインしてください。