カメラの段数とは

2022/04/24

カメラの段数とは、絞りやシャッタースピード或いは光量等の倍率を、2進対数(2を底とした対数)で表したものである。

このため、1倍が0段、1.4倍が0.5段、2倍が1段、4倍が2段・・1024倍(2の10乗)が10段・・32768倍(2の15乗)が15段となる。

撮像素子の大きさを段数で表したチャート

これによって、倍率表示より桁数を抑えた表示が可能になる。

また倍率同士の比較では、32768倍÷1024倍=32倍の様に割り算をしなければならないが、段数同士の比較では15段-10段=5段と引き算で簡単に求める事ができる。

なお倍率を段数に変換するには、以下のエクセル関数で求められる。

段数=LOG(倍率,2)