低速シャッタースピードで動画を撮ると映像がカクつく

愕然としました。

本ブログはこんな出だしが多いのですが、今回はかなりの衝撃です。

何とEOS R8において、シャタースピード1/8秒でFHD60Pの動画を撮ると、映像が明らかにカクカクするのです。

そんな訳はないだろうと思って以前こちらの記事でご紹介したソニーのサンプル動画を確認した所、ブレに惑わされるのですが、どうもカクついている様に見えます。

実際にこの映像を取り込んで(キャプチャーして)調べてみると、連続する5フレームは全く同じ画像でした。

これではカクカクして見えるはずです。

てっきりフレームレートより遅いシャッタースピードで撮影すると、直近の連続する複数枚のコマを合成処理して少しずつ異なるフレームを生成していると思っていたのですが、単に低速シャッターで撮った同じフレームを複数枚並べていただけだったのです。

もっと分かり易く言えば、例えばシャッタースピード1/8秒で撮ると、フレームレートが60fpsでありながら、見た目は8fpsの動画と似た様な映像になるのです。

もうがっくりです。

こうなると、唯一の期待はNikon Z 9です。

Nikon Z 9は、バージョンアップにより以下の様にありますシャッタースピード延長なる機能が追加されました。

Nikon Z 9のシャッタースピード延長に関する説明

これも似た様なものなのでしょうか?

どうにか確認してみたいものです。

と思って調べたら、ありがたい事にYouTubeにアップされていました。

どうやらこれを見る限り、同じ様な感じです。

という訳で、低速シャッタースピードで滑らかな動画を撮るのはどのカメラでも無理の様です。

できるとしたら、編集で直近の数枚のフレームを加算平均するしかなさそうです。

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