これまた驚きの情報です。
ネットの情報によれば、EOS R-1はデュアルピクセルでクロス測距に対応するかもしれないとの事です。
それを聞いた当初は、何をバカな事を言っているのだと思いました。
何しろデュアルピクセルの場合、1画素が左右に2分割されているのですから、何をどうやっても横線を検知できるはずがありません。
このためEOS R-1は、クアッドピクセルを採用すると、固く信じていました。
ところが、キヤノンの特許(2023-167258:撮像素子及び撮像装置)を調べてみると、何と下の様にデュアルピクセルの一部の画素を(左右ではなく)上下に2分割した図があるではありませんか。
いくら何でもそんなややこしい事をやる訳はないだろうと思ったのですが、クアッドピクセルにした場合の負荷を考慮するとあり得るかもしれません。
と言うより、現状のデュアルピクセルCMOS AFの動画に於ける遅さを考えると、確かにクアッドピクセルより可能性が高い様に思ってきました。
おまけに上下に二分割された画素は緑の画素だけで、左右に二分割された緑の画素とのバランスも良さそうです。
本ブログの予想は当たったためしがないのですが、もしかしたらEOS R-1はこの2方向デュアルピクセルを採用する可能性は十分あると思うのでありました。
ただしこの場合どう見ても、クアッドピクセルで可能なデュアルクロス測距はできないでしょう。
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