これは素晴らしい。
Yahoo知恵袋を見ていたら、以下の質問に出くわしました。
これ、正に弊サイトが常々言っている事ではありませんか。
写真を撮ってこれに気付くとは、ただ者ではありません。
さらに的外れな回答に対するコメント(反論)も奮っていて、一瞬自分がもう一人居るのではないかと思ったほどです。
残念ながら回答受け付けは既に終了していてアップできなかったのですが、折角なので応援回答をここに残しておきます。
すばらしい。
正にご指摘の通りです。
撮影してそれに気づくのは凄い事です。ご存知の様にマイクロ4/3の撮像素子の大きさは、フルサイズの丁度1/4です。
という事は、同じ画素数であれば、フルサイズの1画素の方が光を4倍多く取り込める事になります。
もし画質が1画素の光量に比例するとしたら、フルサイズの方が4倍画質が良いと言えます。
ところがもしフルサイズは感度を上げてISO400にしたとしたら、1画素の受光量は1/4になるので、画質は同じになってしまうのです。
すなわち、マイクロ4/3のISO100とフルサイズのISO400は同じ画質になるという事です。
ご指摘のF1.4とF2.5ですと、明るさがほぼ2段分異なりますので、これに伴ってフルサイズ機のISO感度をISO400に上げていたとしたら、正に同じ画質になってしまったという訳です。
また絞りに関しても、フルサイズのF2.8と同じ画角のマイクロ4/3のF1.4は、被写界深度(ボケ)は同じになります。
そんな訳で、たとえフルサイズ機であっても、無駄に絞りを絞って、且つISO感度を安易に上げて撮ると、マイクロ4/3機と全く同じ画質になるという訳です。
すなわちフルサイズ機の画質が良いのは、マイクロ4/3機よりボケが大きいときだけ、とも言えます。
貴方のご指摘は、正に理論通りです。
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