またまたショッキングな事に気付きました。
先日来お伝えしておりますNIkonZ 9に追加されました解像度を落とさずにできる(デジタルズーム(ニコンが呼ぶ所のハイレゾズーム)ですが、ヨクヨク考えるとこれは世紀の大発明と言えるかもしれません。
と言いますのは、例えばNIKKOR Z 50mm f/1.2 Sの単焦点レンズを開放で使ったとしますと、2倍にデジタルズームしたらこれは100mm F2.4のレンズで撮ったのと同じ被写界深度になります。
すなわち50-100mm F1.2-2.4のズームレンズを使ったのと同じ映像表現が可能になるのです。
当然ながら世の中にこんなレンズは存在していませんし、恐らく今後もそんなレンズが登場する事もないでしょう。
仮にもしあったとしたら、飛んでもない大きさと価格になるでしょう。
ちなみに、下にありますキヤノンのRF28-70mm F2 L USMでさえこんな大きさで40万円近い値段なのですす。
そんなこの世に存在しないレンズで撮ったのと同じ4K動画が撮れるのです。
そうなるとニコンの公式HPにある50mm F1.8で撮られた以下の映像は、何で50mm F1.2で撮ってくれまかったのかと、思わないではいられません。
恐らくサンプル動画を委託された広告代理店や写真家も、そんな事には全く気付かなかったのでしょう。
更にです。
もしNIKKOR Z 58mm f/0.95 S Noctを使ったとしますと、そのデジタルズームは58-116mm F0.95-1.9と、全く以って想像もしないズームレンズに匹敵するのです。
こんなカミソリの刃の様に薄い被写界深度のズームレンズで人物を撮ったら、一体どんな映像になるのでしょうか。
Z 9とNoctを持っている方は、是非YouTubeにアップして頂きたいものです。
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