レンズゴーストの出し方

はじめに

急に思い立って、レンズのゴーストはどうやったら出易くなるのか調べてみる事にしました。

光源の位置によるゴーストの出方の違い

下はキヤノンの超広角レンズRF16mm F2.8 STMのレンズを使って、光源の位置にを変えて撮ったゴーストの写真です。

光源の位置によるゴーストの出方の違い(いずれも絞りはF8)

もっと華々しく3色のゴーストが出るのを期待していたのですが、思ったほどではありませんでした。

どうやら廉価版のレンズとは言え、それなりに反射防止のコーティングがされている様です。

とは言え(多少明るさが異なりますが)、これを見ると光源が中央や端よりも、その中間位置がゴーストが出易いのが分かります。

またもう一つ言える事は、ゴーストの連なりは、必ずレンズの中心を通るという事です。

絞りによるゴーストの出方の違い

次に絞りを変えて撮ったのが以下になります。

絞り値によるゴーストの出方の違い(左から絞りF2.8、F8、F22)

これも明るさが異なるのはご容赦頂くとして、絞りを絞るほど光源の光芒がクッキリして、ゴーストも絞りの形状に近くなり且つ小さくなっていきます。

まとめ

以上をまとめますと、以下の様になります。

1. 光源が中央や端よりも、その中間位置がゴーストが出易い。

2. ゴーストの連なりは、必ずレンズの中央を通る。

3. 絞りを絞るほど光源の光芒がクッキリして、ゴーストも絞りの形状に近くなり且つ小さくなる。

それが分かった所で、景気良くゴーストを出した写真がこちらです。

ゴースト写真(F1.6)

いつかこれを使って、面白い事をやってみようと思います。

 

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