ISO感度の差は画像でどれくらい識別できるのか?
はじめに 先日、クライアントに知ってほしい、ISO感度の重要性なる記事を書いたのですが、ご覧いただけましたでしょうか? そうは言っても、ISO感度を多少上げたくらいでは、誰が見ても差なんか分からないのだから、騒ぐ話ではな...
はじめに 先日、クライアントに知ってほしい、ISO感度の重要性なる記事を書いたのですが、ご覧いただけましたでしょうか? そうは言っても、ISO感度を多少上げたくらいでは、誰が見ても差なんか分からないのだから、騒ぐ話ではな...
先日YouTubeでグラビア撮影風景の動画があったので、参考に見ていました。 それはそれで良かったのですが、その撮影データを見て驚きました。 何とISO1600で撮っていたのです。 有名なモデルさんらしいので、依頼元はそ...
EOS R6の背面モニターを使って撮影している最中に、いきなり以下の表示(ファインダーオフになります)が表れると、それはそれはイラッとさせられます。何しろ使っているのは背面モニターであり、ファインダーは自動切換えにしているので、OFFになっているからです。いつかこの件をクリアーにしようと思っていたのですが、先日ようやく思い腰を上げてこれに関係する節電設定について調べてみました。すると…
マサカと思っていたら、どうやら本当の様です。 ソニーからα7S IIIをベースにしたV-Log機が出るらしいとの噂があったのですが、いくらなんでもそんな事は有り得ないだろうと思っていました。 α7S III 1210万画...
iPhone 14Proを買った貴方。iPhone 14Proのメインカメラに先進的なクアッドピクセルセンサーが採用されましたそうです。と言われても、何がどう先進的なのかご存知の方は少ないでしょう。そんな訳で今回は、クアッドピクセルセンサーがどんな物で、それによってどの程度良い事があるのか技術的な解説をしたいと思います。
祝Lumix!ついに悲願達成ではないでしょうか。Lumix S5IIがヨドバシで、売り上げトップで発進したそうです。あのソニー機が断然強いヨドバシでトップなのですから、今後発表される他の量販店の売り上げトップはLumix S5IIでほぼ間違いないでしょう。これは誰しも…
カメラファンにとっては悲報と言っても良いでしょう。とうとうスマホの画質が、フルサイズ機に追い付いてしまいました。
過去スマホに関しても、色々書いてきました。 どうしてスマホの画質は良くなったのか デジカメ反転攻勢のとき 何故安い1200万画素機を出さないのか マルチショットNRは動画には使えない スマホより明らかに画質の良いレンズ交...
Lumix S5IIにおいて、連写をするとRAWファイルが14bitから12bitになるのがプチ炎上している様です。ところが面白い事に、それによってどれくらい支障があるのかを具体的に示した事例は、調べる限り一件もありません。それはそうでしょう。その差なんて、一般人が見ても殆ど分からないからです。とは言え…
不思議に思われないでしょうか。なぜEOS R6 Mark IIやα7 IVはあんなにも高いのでしょうか。Nikon Z 6IIや最近発売されたLumix S5IIと比べるとEOS R6 Mark IIで12万円、α7 IVで7万円も差があります。性能が良いからと思われるかもしれませんが、それでも下の表にあり…
いざというときに直ぐに思い出せない段数を倍率に変換する方法、及びその逆の倍率を段数に変換する方法をメモしておきます。
Lumix S5IIの問題がネット上で騒がれている様です。それらを抽出してみると、以下の様な感じでしょうか。 AFCで表示系のフレームレートが遅くなる。連写にするとRAWファイルが14bitから12bitになる。ファインダー表示とモニター表示の切り替えが遅い。起動が遅い…
今回は、ストロボのガイドナンバー(GN)の話をしたいと思います。 今時でしたら、ストロボで撮った写真がその場ですぐ見れる事や、TTL調光が優秀になってきた事から、GNなど知らなくてもストロボ写真が綺麗に撮れる様になってきました。このため、いつかこのGNはストロボの光量を示す用途以外には使われなくなる可能性すらあります。このため忘れてしまう前に、弊サイトが知っているGNに関する全ての情報をここ…
過焦点距離をご存知でしょうか?非常に分かり難い日本語ですが、恐らく英語のHyperfocal distanceの直訳なのでしょう。この過焦点距離を一言で説明すると、無限遠を含めて最も深い被写界深度となる焦点距離と言えば良いでしょうか。それだけでは良く分からないと思いますので、もう少し分かり易く説明したいと思います。
錯乱円( circle of confusion)とは何かご存知でしょうか。ネットで調べるといきなり難しい説明が出てきますが、実は非常に簡単な事です。早い話が、点光源を撮った場合における、撮像素子(もしくはフィルム)上でピントが合っていると許容できるボケの大きさ(直径)を表しているのです。すなわち、一般的に言われる所の錯乱円0.03mmというのは、点光源を撮った場合のボケの直径が…