RFマウントのAPS-Cサイズ機とは

2021/12/20

既にこちらの記事でお伝えしました様に、さすがにRFマウントのAPS-Cサイズ機は出ないだろうと予想していたのですが、毎度お馴染みのCanon Rumorsの情報によれば、2022年中に発売されるらしいとの事です。

まさかと思いながらも、Canon Rumorsの情報は意外に当たるので、そうそう無視はできません。

そうなると一体どんなカメラになるのでしょうか?

一番順当なのは、APS-Cサイズ機の一眼レフであるEOS 7D Mark IIの後継機となるEOS R7というのが、至極全うな流れでしょう。

APS-Cサイズ機の最上位機種だったEOS 7D Mark II

ちなみにEOS 7D Mark IIの仕様は以下の通りです。

モデル特徴ストロボ自撮りWi
Fi
連写シャッター速度ISO感度画素数
EOS 7D Mark II
2014/10
20万円

APS-Cサイズの最高級機。
視野率100%、モニター固定の防塵防滴。
デュアルピクセルAF、AF測距65点、GPS搭載。

内蔵3型
104万
dot
固定
10コマ/秒1/8000100-
16000
(51k)
2020
万画素

ご覧の通りボディーは金属製で防塵防滴、連写性能も高くAFセンサーも高級品が使われていました。

そうなると次期APS-Cサイズ機も同じ様な路線でいくのはほぼ間違いないでしょう。

すなわち、金属ボディーを採用した2000万画素程度の高速機です。

さらにローリング歪みの原因となる電子シャッターの幕速度も、理論上フルサイズの撮像素子より1.6倍高速になりますので、高価な積層型でなくても1/250秒を達成してメカシャッターレスを実現する可能性もあります。

これでもしボディー内手振れ補正を内蔵し4K60PとFHD120Pに対応すれば、鬼に金棒です。

レンズは、もしかしたら専用の電動ズームレンズを含めて数本出るかもしれませんが、他はフルサイズ用の廉価版レンズで代用するのかもしれません。

RF16mmF2.8
(26mm)

RF35mmF1.8
(56mm)

RF50mmF1.8
(80mm)

RF600mm F11
(960mm)

RF800mm F11
(1280mm)
廉価版のRFレンズ群(フルサイズ換算焦点距離)

ちなみに上にある望遠レンズを使えば、何と960mmとか1280mmの超望遠レンズになるのですから、文句を言う人もいないでしょう。

さて気になるそのお値段は、(丁度EOSシリーズの空白地帯である)ズバリ20万円でいかがでしょうか。

EOS R6EOS REOS M6IIEOS RP
EOS Kiss M2
フルサイズとAPS-CサイズのEOSシリーズ

これでしたら、今後出るであろうフジフィルムのX-T4(或いはX-H1)やソニーのα6600の後継機達と真っ向勝負になります。


X-T4

α6600

 

果たしてどうなりますでしょうか。

と、これで話は終わらず、本題はこれからです。

そうなると、撮像素子の製造コストを下げるために、この2000万画素の撮像素子を使ったAPS-Cサイズ機がもう1台欲しい所です。

かと言って、さすがに最高級機の撮像素子を入門機のEOS Mシリーズや、EOS Kiss Mシリーズに使うのには抵抗がありますし、RFマウントのAPS-Cサイズ機をもう一機種というのも難しい気もします。

そこで登場するのが、PowerShoto G1 X mark IIIの後継機である、本撮像素子を流用したG1 X MarkIVです。

現行機のPowerShoto G1 X mark III

これで明るめのズームレンズを搭載して、ストロボ内蔵、チルト式モニター、FHD120P、防塵防滴であればEOSも目ではありません。

とうとう今年中には登場しませんでしたが、そろそろ宜しいのではないでしょうか。

 

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