目次
はじめに
真剣に考え始めました。
キヤノン機を売り払って、ソニーのZV-E1に買い換える事を。
その理由は以下の通りです。
4K120Pが撮れる
キヤノンから4K120Pの撮れる普及機を待っていたのですが、その可能性は限りなくゼロです。
特にこちらの記事で書きました様に、キヤノンの場合動画主体の普及カメラを出す気が全くない様に思います。
キヤノンに見切りをつけるのは、早い方が良いかもしれません。
最高画質の4K動画が撮れる
さらにZV-E1の撮像素子は1200万画素ですので、ほぼドットバイドットの理論上最高画質の4K動画が撮れるのです。
これが30万円以下で買えるなんて、快挙でしょう。
AIプロセッシングユニット搭載
αシリーズ(α7R Vから)に新たに追加されたAIプロセッシングユニットですが、これはかなり期待できそうです。
ZV-E1の上位機種であるα7S IIIやFX-3には未搭載なのにも関わらず、これを(後発とは言え)下位機種のZV-E1に搭載したのは英断と言って良いでしょう。
EOS Rシリーズで発生する人物の後ろ姿を全くと言って良いほど認識してくれない事を考えると、これだけでも買い換える価値が十分あります。
ISO80が使える
恐らく弊サイト以外、こんな事を気にしている人はいないでしょう。
ZV-E1は、最小常用ISO感度としてISO80が使えるのです。
当初は何故こんな高感度のカメラにISO80を付けたのかと訝しく思ったのですが、恐らくその理由はクアッドベイヤーの撮像素子を使っているためなのでしょう。
純粋な1200万画素より受光面積が劣る事から、最小常用ISO感度をISO80にする事によって、それを補っているのではないでしょうか。
そこまで画質にこだわったとなると、ISO80で撮った4K動画の画質をじっくり見てみたいものです。
星空を背景にした動画が撮れるかもしれない
これは夢が膨らみます。
ZV-E1の最大常用ISO感度は102400で、拡張が409600です。
さらに動画で1/4秒のスローシャッタースピードが使えます。
ちなみにキヤノン機は1/8秒までで、最大常用ISO感度は102400で、拡張が204800です
そうなると、もしかしたら星空の下での動く人物撮影が可能になるかもしれません。
理論的にはかなり厳しいのですが、動画編集ソフトのノイズリダクションを使えば、もしかしたら視聴に堪える動画が撮れるかもしれません。
パワーズームが使える
さらに嬉しい事に、ソニーにはパワーズームレンズが色々揃っています。
FE PZ 16-35mm F4 G |
FE PZ 28-135mm F4 G OSS |
特にお勧めなのは、こちらの記事でお伝えしましたフルサイズ用FE PZ 16-35mm F4 Gでしょう。
おまけにZV-E1には、シャッターボタンの周囲に、パワーズーム用のレバーまで備わっています。
ここまで知ると、もうZV-E1に買い換え決定ではないでしょうか。
クアッドベイヤー採用の真の理由
そうは言っても、異なるメーカーのカメラにはそうおいそれと乗り換えられものではありません。
ですが、そのハードルを変えてくれたのはこれです。
こちらの記事でお伝えしました様に、今まではZV-E1において(α7S IIIと同様に)無駄に高価なクアッドベイヤーの撮像素子が使われているのが非常に気になっていました。
ですがもし画素数の少ないカメラに於ける像面位相差AFセンサーによる画質低下を避けるためにクアッドベイヤーを採用したとなると、話は別です。
それが果たして真実かどうかは不明なのですが、少なくとα7S IIIの動画撮影においてAFセンサーによる画質低下の話が出ていない事からして、これにかけてみようかと思うのでありました。
色味が心配
とは言え、ZV-E1(ソニー機)の最大の心配事は色味、特に人肌の色味です。
ミラーレスの将来性に期待して、初代のα7Sからα7R II、α99II、α7IIIと使い続けていたのですが、最大の不満点はソニー機の色味でした。
古い画像で恐縮ですが、下のキヤノンとソニーの公式サンプル写真を見てもそれを伺い知る事ができるでしょう。
ご存知ないでしょうが、α7シリーズが発売されて以降、新機種が出る度に人肌が綺麗になった、綺麗になったと宣伝していたくらいですから、ソニーも人肌の色味が他社機より劣るというのは十分認識していたのでしょう。
ちなみに同じ様な記述は、相変わらずα1にも見られます。
これが理由でソニーからキヤノン機に換えたのですが、果たしてZV-E1はその問題が解決されているのでしょうか。
調べてみると、母体となったα7S IIIには可視光+IRセンサーが搭載されているのですが、残念ながらZV-E1ではそれが削除されています。
ただし可視光+IRセンサーは、蛍光灯やLEDなどの人工光源下でより正確なホワイトバランスが得られる様にするとあるので、人肌についてはかなり改善されていると良いのですが。
まとめ
そんな訳で、いつか気が向いたらカメラ変更プロジェクトを開始しようと思います。
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