今年発売されるカメラ予測(キヤノン編)

2022/01/12

今年キヤノンから発売されるカメラを予想してみます。

昨年はPowerShot ZOOMやPowerShot PICKと言った変わり種のカメラと、RFレンズが数本発売されましたが、大物カメラはEOS R3だけでした。


PowerShot  ZOOM

RF100-400mm F5.6-8 IS USM

RF14-35mm F4 L IS USM

RF100mm F2.8 L MACRO IS USM

RF70-200mm F4 L IS USM

そうなると今年こそかなりの新製品が期待できるのではないでしょうか。

EOS R-1

先ずはフラッグシップ機であるEOS R-1です。

EOS R3の筐体を流用したEOS R-1

勝手な予想ですが、型代を浮かすために外観はEOS R3とほぼ同じで、デュアルクロス測距は搭載するものの、さすがにグローバルシャッターは無理でしょう。

詳細ついてはこちらを見て頂くとして、EOS R3が60万円だったのですから、当然価格は70万円以上でしょう。

ただし型代が浮いた分だけ、多少安くなるかもしれません。


最後のフラッグシップ一眼レフとなったEOS-1D X Mark III

またもしメカシャッターを省いたとしたら、EOS-1D X Mark IIIと同じ70万円前後も有り得ない話ではありません。

EOS R5C

EOS R5の昇温対策機であるEOS R5Cの発売は、ほぼ確定の様です。


EOS R5
(4500万画素)

 

スリットを追加するだけでかなりかなり昇温には効果があると思うのですが、二度と熱暴走と言われないためにもファンを追加するのは間違いないでしょう。

そうなるとシネマEOS C70風に、背面が後方に飛び出すのかもしれません。

冷却ファンを備えたシネマEOS C70

そうなると、いっその事メカシャッターを取っ払って、シネマEOSとして売った方が良い様に思わないでもありません。

それはともかく、価格は60万円前後でいかがでしょうか。

EOS R Mark II

この辺から、どうにか一般庶民の手の届く価格帯に入ってきます。

全く以って噂には登っていないのですが、EOS R3の2400万画素の積層型撮像素子を非積層型にしたEOS R Mark IIはいかがでしょうか。

現在のEOS Rシリーズの商品構成からすると20万円台にぽっかり穴が開いていますので、これがもしその価格帯で出れば、まるで欠けていたパズルのピースの様にピッタリはまります。


EOS R5
(4500万画素)

EOS R6
(2000万画素)

EOS R
(3000万画素)

EOS RP
(2600万画素)

と思ったのですが、これで4K60PとFHD120Pが撮れるとなると、上位クラスとなるEOSR6を完全に食ってしまう事になりますので、この予測は没です。

と思ったのですが、EOS R5とEOS R6の中間の価格帯でいかかでしょう。

元々EOS Rは、型番の付いたEOS Rシリーズに収まらない異端児的な存在ですので、まんざら有り得ない話でもないでしょう。

これで縦位置グリップと視線入力機能を外して、6K60Pと4K120Pを搭載すれば、他のモデルとバッティングする事もなさそうです。

出て欲しいと思わないではいられません。

EOS R7

出る/出ないと言われて久しいRFマウントのAPS-Cサイズ機ですが、名称がEOS R7になるかどうかは別にして、出るのはほぼ間違いないでしょう。

何しろAPS-Cサイズ機には既にEF-Mマウント機が昔から存在するとは言え、いずれもキヤノンの厳格なヒエラルキー(階層)からするとエントリーモデルの扱いで、現状ミドルクラスハイアマチュアモデルは存在していないからです。


EOS Kiss M2

EOS M200

EOS M6 II
EF-Mマウント機はどれも入門機扱い

 

そうなると、ミドルクラスより上はRFマウント機で進めるのは、キヤノンにとっては初代EOS Mが登場したときからの既定路線ではないでしょうか。

ハイアマチュアモデルで最後のAPS-Cサイズ一眼レフとなったEOS 7D Mark II

そんな訳でEOS R7は、EOS 7D Mark IIの後継機として、金属ボディーを採用し、画素数は2000万画素前後の高速機で、価格は20万円台と予想するのですがいかがでしょうか。(詳細についてはこちらへ)

そうすれば先ほどお伝えした20万円台の穴を、しっかり埋める事ができます。

PowerShoto G1 X Mark IV

幣サイトが待ち焦がれているのが、EOS R7の撮像素子を流用したPowerShoto G1 X Mark IVです。

現行のPowerShoto G1 X Mark III

これでEOS R7と同様に、4K60PとFHD120Pが撮れれば何も不満はないのですが、どうなる事でしょうか。

1インチサイズ機

最後に1インチサイズ機ですが、現在4機種が発売されています。


G5 X II
24-120mm F1.8-2.8

G7 X III
24-100mm F1.8-F2.8

G9 X II
28-84mm F2.0-4.9

G7 X II
24-100mm F1.8-F2.8

昨年末にG7 X IIIに関して、VLog対応の大幅なバージョンアップが行われましたので、今年の新製品発表はないかもしれません。