キヤノンの次なる一手

2022/08/01

果たしてニコンから、近々にNikon Z 6IIIが発表されるのでしょうか?

今月発表されるかどうかは別にして、いつか低画素でメカシャターレスのZ 6IIIが登場するのは間違いないでしょう。

それより、全く読めないのがキヤノンです。

キヤノンもそろそろメカシャターレスのカメラを出さないと、カメラ業界の雄としての面目が立ちません。

Nikon Z 9が4600万画素で電子シャッター幕速度1/250秒を達成していながら、最新のEOSR3は2400万画素にも関わらず1/180秒です。

電子シャッターの幕速度1/250秒のNikon Z 9(左)と1/180秒のEOS R3(右)

キヤノンはデュアルCMOSセンサーを採用しているというハンデがあるものの、早急に幕速度を1/250秒まで上げなければなりません。

と言っても、いきなりそんな撮像素子を簡単に作れるはずがありません。

そうなると、次の一手はやはりEOS R3の撮像素子を流用した、廉価版のモデルではないでしょうか。

当初は、この裏面照射の積層型撮像素子を非積層型にして使うのではないかと思っていたのですが、それでは幕速度が更に遅くなってしまいます。(詳細はこちら

とは言え、EOS R3から縦位置グリップを削除して、視線入力を無くした所で、恐らく50万円近い値付けになるでしょう。

そうなると思い切って、(この幕速度のまま)メカシャターレスにして、ボディー内手ブレ補正も削除して、動画寄りのカメラにしてしまうのはどうでしょう。

幕速度が1/180秒もあれば、余程の動体でなければ静止画撮影でも特に支障はありません。

何しろフィルム時代のカメラでしたら、メカシャターの幕速度1/60秒や1/125秒はざらにありました。

また今どきボディー内手ブレ補正は三種の神器の様に持て囃(はや)されていますが、そもそもシャッタースピード1/15秒とか1/8秒では被写体ブレが発生するので、手ブレ補正の効果を享受する機会など実際には殆どないのです。

また動画であれば、ジンバルを使えば済む話で、中途半端なボディー内手ブレ補正など不要なだけです。

そんな訳で、キヤノンの次なる一手は、EOS R3の裏面照射の積層型撮像素子を流用し、縦位置グリップ、視線入力、メカシャター、ボディー内手ブレ補正を削除し、更にファインダーやモニターの解像度を落としたカメラを予想するのですが、いかがでしょう。

そして気になるそのお値段は、破格の20万円台

そしてその名称は、EOS R Mark IIもしくはEOS R C。

名称はともかく、20万円台で4K120Pの撮れるこんなカメラを出してくれたら、ニコンに鞍替えしないのですが。

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