マイクロ4/3の残念

2022/03/11

マイクロ4/3のLumix GH6が発表され動画ファンとしてはうれしい限りなのですが、ここで水を差す事をお伝えしてしまいましょう。

プロ用動画機と言えるLumix GH6

下はGH6がサポートしている動画フォーマットの種類を表した図です。

ここまで分かり易く描いてくれるのは非常にありがたいのですが、こうやって描かれるとむしろネガティブな事にも気付いてしまいます。

それは撮像素子の上下にある、動画で使われない領域です。

当然画面の縦横比が3:2のフルサイズ機やAPS-Cサイズ機でも、16:9(もしくは17:9)の動画においては撮像素子の上下がカットされるのですが、横長な分その領域はマイクロ4/3より小さくて済みます。

ではどれくらいカットされるかと言えば、フルサイズ機の場合全体の16%なのに対して、マイクロ4/3機の場合25%もカットされるのです。

元々マイクロ4/3の4:3の比率は、印画紙やPC用モニターの縦横比に近いのがメリットだったのですが、今となっては動画の16:9(もしくは17:9)に対しては無駄が多い縦横比と言わざるを得ません。

かと言って、撮像素子の上下を25%カットしても、カメラの価格が25%下がる訳はないのですが、やはりもったいないと思うのが人情でしょう。

そういう意味では、パナソニックがフルサイズ機にも手を出し、OMDSが静止画主体でマイクロ4/3機を開発しているのは、極めて妥当な選択なのかもしれません。

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