ROS R7とR10の撮像素子は流用か新規か

2022/05/17

疑問が湧いてきました。

噂では、間もなくEOS R7EOS R10が発表される様ですが、果たしてその撮像素子は新規なのでしょうか?

それとも流用なのでしょうか?

EOS R7

先ずEOS R73250万画素と言われていますので、もしかしたらEOS M6 IIEOS 90Dに使われている3250万画素の撮像素子がそのまま流用される可能性があります。


EOS M6 II

EOS 90D
3250万画素

何故ならば、これは比較的新しい撮像素子で、従来この2機種にしか使われていなかった事と、既に4K30PFHD120Pに対応しているからです。

このため映像エンジンが新しくなったら、今どき一般的な4K60Pにも対応できるかもしれません。

EOS R10

問題はEOS R10です。

これについては、2000万画素程度の新規の撮像素子と思っているのですが、もしかしたら2015年発売のEOS Kiss X8iから綿々と使われ続けてきた2400万画素の撮像素子が、そのまま流用される可能性もあります。


EOS Kiss M2

EOS Kiss M

EOS M5

EOS 9000D

EOS Kiss X10i
2400万画素

実際キヤノンのフルサイズミラーレスカメラの1号機として発売されたEOS Rの撮像素子は、EOS 5D IVの流用でしたし、2号機となるEOS RPの撮像素子はEOS 6D IIの流用でした。


EOS R

EOS 5D IV

EOS RP

EOS 6D II
3000万画素 2600万画素

そう考えると、EOS R10の撮像素子も、流用品になる可能性が十分あります。

もしそうならば映像エンジンは変わるものの、画質AFの基本性能動画性能も同じとみて良いでしょう。

と、ここまで書いてきて、はたと筆が止まりました。

現行の2400万画素機の動画性能は、クロップの4K25PFHD60Pです。

いくらプレミアムエントリーモデルとは言え、この動画性能のままであと数年競合機と伍して戦うには無理があるでしょう。

また映像エンジンを最新のDIGIC Xに変えても、クロップ無しで4K30PFHD120Pが撮れる様になるとも思えません。

そんな訳で、前言撤回です。

EOS R7はともかくとして、EOS R10は新規の撮像素子が搭載されると思うのですが、いかがでしょう。

またその場合、当然その新撮像素子は今後EOS Mシリーズにも流用される事になるでしょうから、サイズは従来と同じで焦点距離の換算係数も1.6のままです。

果たしてこの予想は当たるでしょうか?

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