2021/12/14
既にお伝えしました様に、恐らくメカシャッターを削除するであろう次期Nikon Z 6IIIが発売された暁には、キヤノンからニコンに鞍替えしようと思っている幣サイトです。
それに際して、事前にどのレンズを購入するか、今から下調べをしておきたいと思います。
目次
比較表
そう思って作った表が以下になるのですが、キヤノンとニコンでは一見似た様な商品構成に見えるものの、細かく見るとかなり違うではありませんか。
Canon | 焦点距離 | Nikon |
RF16mm F2.8 STM 4万円 | 超広角 | Z 20mm f/1.8 S |
RF35mm F1.8 MACRO IS STM |
35mm | Z 35mm f/1.8 S |
RF50mm F1.8 STM |
50mm | Z 50mm f/1.8 S |
RF50mm F1.2 L USM |
80mm | Z 50mm f/1.2 S |
RF85mm F1.2 L USM |
85mm | Z 85mm f/1.8 S |
RF24-105mm F4 L IS USM |
標準ズーム | Z 24-120mm f/4 S |
違い
例えばニコンには16mmの単焦点レンズはありませんし、35mm F1.8と50mm F1.8はキヤノンは普及レンズなのに対して、ニコンはSラインの高級仕様になっています。
また50mm F1.2と85mm F1.8のレンズはあるのですが、85mm F1.2のポートレート用大口径レンズは未だニコンにはありません。
この辺は、軟派のキヤノンと硬派のニコンの思想の違いと言えば良いのでしょうか。
ただしニコンのロードマップによれば、2023年までには85mm F1.2が発売される様です。
唯一手持ちレンズで重複するのは、標準ズームレンズの代表格とも言える24-105mm F4なのですが、ニコンは望遠端を120mmにまで伸ばしています。
これはかなり魅力的です。
何しろ背景のボケ量は、105mmと120mmでは被写体を同じ大きさに写した場合、1.14倍も異なるのですから。
ちなみにこの120mm F4のボケの大きさは、70mm F2.8のボケ量にぴったり一致するのです。
すなわち大三元と呼ばれる大口径標準ズームの24-70mm F2.8の最大となるボケ量を、小三元のレンズでも表現する事が可能なのです。
まとめ
そんな訳で、先ずはこのズームレンズを購入して、単焦点レンズはノンビリ揃えるのが一番順当なのかもしれません。
ですが、もう一つ異なるオプションがあります。
それは、お手軽でボケ難いズームレンズは思い切って小サイズ機に任せてしまい、フルサイズ機は画質優先とボケ優先で単焦点レンズだけを揃える手です。
どうするか、今後の新製品情報を眺めながら決めたいと思います。
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