2021/10/25
寝ても覚めてもZ 9が気になる幣サイトです。
ソニーファンの方には甚だ申し訳ないのですが、α7 IVは完全に興味の対象外になってしまいました。
余談ですが、ソニーがα1の予約受付中(2021/2/2~3/19)にニコンがZ 9の開発発表(2021/3/10)をし、ソニーがα7 IVを発表(2021/10/21)した直後にZ 9のリーク情報が次々に飛び出したのは、もはや誰も偶然とは思わないでしょう。
当然(ニコンに撮像素子を供給している)ソニーもそれを苦々しく思っている事でしょうから、もしかしたらこの所業は、ニコンのソニー撮像素子決別宣言なのかもしれない、とまで思ってしまいます。
それはさておき、余りにもZ 9の出来が良さそうなので、勝手ながら当該機の仕様書を作ってみました。
項目\機種 | α1 (2021/3) |
Z 9 (予想) |
EOS R5 (2020/7) |
EOS R3 (2021/11) |
画素数 | 5000万画素 | 4500万画素 | 4500万画素 | 2400万画素 |
電子幕速度 | 1/200秒 | 1/250秒 | 1/60秒 | 1/180秒 |
ISO感度 (拡張) |
100-32,000 (50-102,400) |
100-51,200 (50-204,800) |
100-51,200 (50-102,400) |
100-102,400 (50-204,800) |
メカシャッタースピード | 1/8000-30, B | N/A | 1/8000-30, B | 1/8000-30, B |
電子シャッタースピード | 1/32000-30 | 1/32000-30 | 1/8000-0.5 | 1/64000-30 |
AF | 縦線検知 | 縦横線検知 | 縦線検知 | 縦線検知 |
メカ連写 | 10コマ/秒 | N/A | 12コマ/秒 | 12コマ/秒 |
電子連写 (クロップ) |
30コマ/秒 | 20コマ/秒 (120コマ/秒) |
20コマ/秒 | 30コマ/秒 |
手ブレ補正 | 最大5.5段 | 最大6段 | 最大8段 | 最大8段 |
ファインダー | 369万dot | 369万dot | 238万dot | 576万dot |
モニター | 3型 | 3.2型 | 3.2型 | 3.2型 |
144万dot | 210万dot | 210万dot | 415万dot | |
バリアングル | 3軸チルト | バリアングル | バリアングル | |
動画 (バージョンアップ) |
8K30P | 8K30P (8K60P) |
8K30P | 6K60P |
ハイスピードフレーム (バージョンアップ) |
4K120P | 4K120P (4K240P) |
4K120P | 4K120P |
価格 | 85万円 | 70万円 | 45万円 | 67万円 |
左の3機種の中で最も優れた個所を太字で示す。
この表をご覧頂きます様に、動画性能についてはZ 9が断トツなのですが、気になるのはISO感度とAF性能と手振れ補正です。
ISO感度は、同じく4500万画素のEOS R5と大差ないでしょう。
ただしニコンのフラッグシップ機ですので、いつもの通り拡張ISO感度は多少上げてくるかもしれません。
依然不明なのが、AF性能と手振れ補正です。
果たして噂のデュアルピクセル方式のAFを採用して、縦横線を検知できる様にするのでしょうか?
上にあります様に、ニコンもデュアルピクセルを交互に並べたパテントを出していますし、Nikon D6の後継機と考えれば、その可能性はゼロではありません。
ただ、8K60Pも可能にして、且つピクセル数を2倍にして縦横線も検知(クロス測距)できる様にするとなると、二世代分の進化を一世代に盛り込む様なものです。
それでも検知できる様にしたとしたら、これはもう拍手喝采でしょう。
そしてもう一つが、手振れ補正です。
もしZ 6やZ 7で使っているボディー内手振れ補正のユニットを流用したとなると、補正効果は5段程度です。
ですが、Zマウント径はキヤノンのRFマウントより大きいので、その気になればキヤノン以上の手振れ補正効果のあるユニットを開発できる可能性は十分あります。
さすがにそこまでは手は回らないと思うのですが、どうなるでしょう。
そして最後は価格です。
メカシャッターが無い分多少安くなるとしても、80万円以上はすると思うのですが、ここは何の根拠もなく70万円としておきたいと思います。
もしこの予想通りになったら、2400万画素のEOS R3も食われてしまいそうです。
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