突然ですが、飛んでもない事に気付きました。
4600万画素の高画素機であるNikon Z 9は、2900万画素のフルサイズ機と同等の高画質を出力できるのです。
何故ならば、Nikon Z 9の最低常用ISO感度はISO64だからです。
仮にですが、最低常用ISO感度がISO50の2400万画素機と、ISO100の2400万画素機の2台があったとします。
それぞれが最低常用ISO感度で撮ったとした場合、前者は後者より受光量を2倍多くしなければならないので、結果として画質は2倍良くなります。
すなわち同じ2400万画素機であっても、前者は1200万画素機のISO100と同じ画質を得る事ができるのです。
それと同じ理屈で、Nikon Z 9を使ってISO64で撮れば、4571万画素×64/100で約2900万画素機のISO100と同じ画質の写真が撮れるという訳です。
高画素機でありながら、その気になれば低画素機並みの高画質の写真も動画も撮れる。
おまけに減感でISO32が使えるので、煩わしいNDフィルターの出番も減らすこともできます。
できれば常用ISO感度をISO50まで使える様にしてほしいと思わないではいられませんが、ますますZ 9に魅力を感じてしまいます。
これをダウンサイジングしたNikon Z 7IIIの登場が待たれます。
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