RFレンズのロードマップ(2023年版)

日刊工業新聞によりキヤノンのインタビュー記事によれば、キヤノンは年に7~8本のRFレンズを発売するそうです。

また3/6に行われた決算発表では、今後3年間で34本のRFレンズを上市すると述べています。

そうなると今年どんなレンズが出て来るか興味のある所です。

そんな訳で、噂サイトにある今年出るかもしれないRFレンズを抽出してみました。

【広角単焦点レンズ】

先ず以って最も遅れているのは、広角の単焦点レンズでしょう。

先行するソニーは既に10本(サードパーティーを含めると16本)なのに対して、RFレンズは実質3本(16mm F2.8、24mm F1.8、35mm F1.8)しかありません。(詳細はこちら


RF16mm F2.8 STM
(0.26倍 165g)

RF24mm F1.8 MACRO IS STM
(0.5倍 270g)

RF35mm F1.8 MACRO IS STM(0.5倍、305g)

このためどんなレンズが出てもおかしくないのですが、妥当な所を5本上げておきました。

RF12mm F1.8L USM
RF20mm F1.8 STM
RF24mm F1.4L USM
RF28mm F1.4L USM
RF35mm F1.2L USM

なお28mm F1.4Lの噂もある様ですが、24mmで撮った写真の水平を直しただけで28mm相当になる事を考えると甚だ懐疑的です。

【広角ズームレンズ】

次に遅れているのは動画で多用する広角のズームレンズで、ソニーは5本(サードパーティーを含めると8本)に対して、キヤノンは高いLレンズが2本(15-35mm F2.8L、14-35mm F4L)と普及クラスのレンズ1本(15-30mm F4.5-6.3)しかありません。


RF15-35mm F2.8L IS USM

RF14-35mm F4L IS USM

RF15-30mm F4.5-6.3 IS STM

このため10mm(もしくは12mm始まり)の超広角のズームレンズと広角のパワーズームは早い内に揃えたい所です。

RF10-24mm F4L USM
RF16-35mm F4 PZ
RF18-45mm F4-5.6 IS STM

【標準単焦点レンズ】

標準レンズについては、定番とも言える50mm F1.4の要望が多い様ですが、噂サイトに名前が上がる事は無いようです。

【標準ズームレンズ】

標準ズームレンズについては、既に6本も有りますので今年更に増えるとは思えません。

希望としては、ここでも格安のパワーズームが欲しい所です。

【中望遠単焦点レンズ】

中望遠単焦点レンズについても、既に一通り揃っているので、今年出る事は無い様に思われます。

【望遠レンズ】

望遠レンズについては、既に1200mm F8を含めて6本も揃えているのですが、定番とも言える300mm F2.8を含めて新設計のレンズが欲しい所です。

RF300mm F2.8L IS USM
RF400mm F5.6L IS USM
RF500mm F4L IS USM

【チルトシフトレンズ】

最後にTSレンズですが、他のレンズの緊急度から見ると、今年登場する様には正直思えません。

TS-R 14mm F4L
TS-R 24mm F3.5L

なおこれ以外にもAPS-Cサイズ用のRF-Sレンズもあるのですが、RF-Sレンズは明らかに入門レンズの様な扱いなので、ここでは割愛しています。

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