EOS R3の似非(えせ)新機軸

2021/9/27

この所、EOS R3のネガティブ記事ばかり書いている幣サイトですが、キヤノンのHPを読んでいて、オッと思った事があったのでお伝えしたいと思います。

それは何を隠そう、下の記事です。

キヤノン公式HPの抜粋

これを読めば、何方もオッと思われる事でしょう。

何しろ3000万画素のEOS 5D Mark IVよりも、2400万画素のEOS R3の方が、解像性能(解像度)が上だと言うのですから。

そうなのです。

徒(いたずら)に画素数を増やさなくても、見た目の解像度を上げる事は可能なのです。

ではそれをどうやって達成したかと言うと。

アレ?

文面からすると、どうやら”映像エンジンDIGIC X、RFレンズという主要デバイスを最適化する一貫開発体制により”達成した様なのですが、その具体的な方法が一切記されていません。

これってどういう事なのでしょうか?

当然ながら解像度に最も影響するのは、レンズの性能です。

だとすると、EOS R3の方が解像度が良いのは、レンズが違うからなのでしょうか?

ならば他のEOS Rシリーズも同じ事で、別にEOS R3の宣伝文に載せる事でもないでしょう。

と言って映像エンジンによって、解像度が劇的に変わるとも思えません。

ましてや一貫生産だから解像度が上がるのならば、ソニーも一緒です。

この文書は一体何が言いたいのでしょうか?

どうやら、EOS R3に何か特別な新機軸が追加されて解像度が上がった訳では無さそうです。