ついにRF45mm F1.2 STMのリーク画像が登場しました。

キヤノンルーマズによれば、11月にEOS R6MarkIIIとこのRF45mm F1.2 STMが発表されるとの事です。
EOS R6MarkIIIについては、どうやら3200万画素になりそうなので、全く興味はないのですが、RF45mm F1.2 STMには俄然興味が湧きます。
と言いますのは、先ずはこちらのスライドを見て頂けますでしょうか。
これはニコンとキヤノンの35mmと50mmレンズのラインナップです。
ニコンのF1.2のレンズのデカさについつい目がいってしまいますが、見て頂きたいのはニコンのF1.4のレンズです。
ご覧の通り両側のF1.8とF1.2のレンズはSレンズなのですが、このF1.4のレンズは無印なのです。
このため35mmF1.4で9万円、50mmF1.4で8万円と極めてリーズナブルな値段で提供されています。
このSレンズと無印レンズの差は何かと言いますと、Sレンズが4500万画素対応で、無印がそれ以下の2400万画素対応と思って大きな間違いではないでしょう。
また動画に関して言えば、Sレンズが8K対応で、無印が4K対応と言っても良いかもしれません。
それに対してキヤノンは、F1.4以上の明るいレンズは全てLレンズなので、思いっきり背景をボカしたいのならば、20万円以上も出さなければならないのです。
という事は、例えFHD動画、すなわちたった200万画素しかない動画を撮るだけであっても、何故か8K対応の20万円以上もする高価なLレンズを使うしかないのです。
世の中でこんなに無駄な話はないでしょう。
と思っていたところにこのRF45mm F1.2 STMの話です。
これを聞いて喜ばない人はいないでしょう。
ではこの45mmなる中途半端な焦点距離はどうなのでしょう。
私の場合、人物二人の動画撮影の場合35mmの広角、人物一人の場合主に50mmの標準レンズで撮っています。
このためできれば、この中間の40mm辺りが両方に使えて理想的なのですが、ベターザンナッシングですので、大いに期待したい所です。
ではその場合のボケの大きさですが、いつものチャートに載せてみるとこちらの様になります。
当然ながらボケ量は、35mm F1.2と50mmF1.2の間になるのですが、何と50mmF1.4よりボケるのです。
それでいて50mmより広角なのです。
これでしたら、一人用の動画撮影に最適です。
そうなると次なる期待は価格と重さ、それに最短撮影距離です。
個人的な希望としては、どうせFHDの動画しか撮らないし、仮に4Kで撮ったとしても結局FHDで書き出す事を考えれば、解像度にはおもいっきり目をつぶって、とことん小型軽量に作ってもらいたいものです。
具体的には鏡筒だけでなく、レンズ自体もモールド製を多用して軽量化を極めてほしいものです。
またレンズの名称も噂通りだとすると、AF駆動はUSMでもVCMでもないトルクの小さなSTMですので、少なくともレンズ駆動系はかなり軽いのは間違いありません。
またどんなに高級なレンズでも10年も経てば埃が入ったりカビが生えたりしますので、耐久性も一切求めません。
なんならレンズマウントもプラスチックでも構いません。
ただし最短撮影距離だけは譲れません。
一般的な50mmレンズとなると、最短撮影距離は45cm近辺で、倍率は0.15倍程度です。
これを何とか30cmの0.2倍、欲を言えば25cmの0.25倍程度のクオーターマクロでしたら、もう何も言う事ありません。
という事で、勝手な予想ですが、最短撮影距離は25cm、重さは700g以下、気になるお値段は7万円以下なのですが、はてさてどうなる事でしょう。
さらに言えば、このレンズがそこそこ売れたとしたら、安い軽い小さい大口径単焦点レンズをシリーズ化していってくれないものでしょうか。
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