いつか試してみようと思っていたのですが、伝家の宝刀であるRF85mm F1.2L USMのレンズを使って動画を撮ってみました。
それで気が付いた事があるので、忘れない内にメモしておきます。
目次
重さはさほど気にならない
先ず以って気になるのが重さです。
EOS R8にRF85mm F1.2L USMを装着すると、1656gです。
カメラ\レンズ | 16mm F2.8 (165g) |
35mm F1.8 (280g) |
50mm F1.8 (186g) |
85mm F1.2 (1195g) |
24-105mm F4 (663g) |
EOS R6(680g) | 845g | 960g | 866g | 1875g | 1343g |
EOS R8(461g) | 626g | 741g | 647g | 1656g | 1124g |
これにジンバルの1.2kgが加わると、2.9kgです。
今まではEOS R8と35mm F1.8をメインで使っていましたので、1㎏近く重くなります。
このため、かなりシンドイと思いきや、そうでもありませんでした。
ただしそれは両手でジンバルを支えているときで、カメラの設定を変えるためにジンバルを片手で持つとけっこうキツイものがあります。
ブレに注意
ジンバルを使っていながら、動き回ると上下に微ブレします。
使用しているジンバルの最大積載荷重は2.5kgに対して、カメラ側は1.7kgほどですが、それでも雑な歩きでジンバルに振動が加わるとブレます。
またジンバル全体が重いため、腕も少なからず上下しますし、更に画角が狭いため、広角レンズよブレが目立ち易くなります。
そうなるともっと大型のジンバルが必要なると思ったのですが、ジンバルのトルクを確認した所、チルト軸の設定値が最大20なのに対して設定値は16でした。
という訳で、まだまだこれでいけそうです。
とは言え、広角レンズ使用時よりは、ブレに気を遣う必要がありそうです。
被写体を中央に捉えるのが難しい
普段使っている35mmに対して85mmですと画角は2.4倍狭くなります。
このためどうしても被写体が画面中央から外れてしまいます。
これを改善するためには、ジンバルの追随速度を速くする必要がありそうです。
特に被写体を中心に旋回する様な場合は、ジンバルも無反応角度(デッドバンド)を狭める必要があります。
距離感の違いには戸惑わない
35mmのレンズと最も違うのは被写体までの距離感でしょう。
35mmで人物の全身を撮るには3mも離れれば良いのですが、85mmでは7mも離れなければなりません。
実際写真撮影の場合、これくらいで全身が写るなと思いファインダーを覗くと、未だだったという事になり、慌てて更に後ろに下がる事がしばしばありします。
動画の場合、常時モニターを見ながら撮影しますので、そんな勘違いは発生しません。
その他
動画だからではないのですが、85mmの中望遠でも意外に背景が迫って見えます。
また背景が良くボケるので、ジオラマ写真風に見えたりもします。
いいずれにしろもう少し使い込んでみるしかなさそうです。
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