有効画素数と記録画素数

ご存知でしょうか?

カメラの仕様書に載っている有効画素数と、実際に撮った写真の記録画素数が異なる事を。

4600万画素の積層型撮像素子を搭載したNikon Z 9とNikon Z 8。

下はNikon Z 9の仕様書の抜粋です。

Nikon Z 9の仕様書の抜粋

ご覧の通り有効画素数は4571万画素とあるのですが、フルサイズ(FX)のサイズLの画素数は8256×5504で4544万画素(正確には45,441,024万画素)と1%程小さくなっています。

この理由ですが、恐らく有効画素数4571万画素の領域は正確に3:2になっていないため、それより内側で3:2の領域を使っているのではないでしょうか。

いずれにしろ大した問題ではないのですが、正確を期すには記録画素数の4544万画素を使った方が理に適っていると思わないではありません。

ところで撮像素子の画面サイズである35.9×23.9mmは、有効画素数における画面サイズなのでしょうか?

それとも最大記録画素数における画面サイズなのでしょうか?

恐らく最大記録画素数のサイズの事だと思うのですが、もしそうならばやはり4544万画素の方が適切な様な気がします。

という訳でもしNikon Z 9の画素数は?と問われたら、(4600万画素ではなく)4500万画素と答えたいと思います。

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