なぜ絞りブラケットはメジャーにならないのか

羨ましいかぎりです。

2021/12発売のNikon Z 9

Nikon Z 9のファームウェアのバージョンは、発売から2年ほどでVer.5まで進んでいます。

これはユーザーは嬉しいでしょう。

これだけのバージョンアップとなると、評価工数まで入れたら恐らく数百万円、もしくはそれ以上掛かっているかもしれません。

当然そのコストを見越してカメラ本体の値付けを行なっているのでしょうが、それにしても大したものです。

少しはキヤノンも見習ってほしいものです。

とは言え、どうしても納得できないものがあります。

それは、この中に絞りブラケットが入っていない事です。

ご存知の様に明るい大口径単焦点レンズを使うと、ついつい絞り開放で撮ってボケ過ぎの写真を撮ってします。

85mm F1.2のレンズを絞り開放で且つ被写体に近付き過ぎるとボケ過ぎる

それを防ぐために、いちいち絞りを変えて複数枚撮るのは本当に面倒です。

そうなるとどうしても絞りブラケットが欲しくなるのですが、なぜかLumix以外のカメラは搭載していません。

絞りブラケットを搭載したLumix S5 II

ニコンは明るい大口径単焦点レンズをいくつも揃えているのですから、絞りブラケットくらい搭載してくれても良さそうなものです。

それとも市場の要望はそんなにも少ないのでしょうか?

もしそうだとすると、折角の大口径レンズでありながら、(ピンボケを恐れて)安直に絞りを絞り気味にして撮っているプロばかりなのでしょう。

だったら見栄をはらずに暗いレンズを使ってろ、と言いたくなります。

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