撮像素子の小さなカメラはどれくらい軽くなるのか

2022/03/26

撮像素子が小さくなれば、当然カメラもレンズも小さくなりますが、どれくらい軽くなるのでしょうか。

フルサイズのNikon Z 6II(705g)とAPS-CサイズのNikon Z 50(450g)

撮像素子の長さ比で言えば、フルサイズに対してAPS-Cサイズは1/1.5、マイクロ4/3は1/2です。

体積比(長さ比の3乗)や面積比(長さ比の2乗)は無理としても、重さもそれくらい減るのでしょうか。

そんな訳で、撮像素子の大きが異なる複数のミラーレスカメラに、24-105mm F4クラスの標準ズームレンズを装着した状態で重さを比べてみました。

その結果が上になるのですが、予想に反してボディーの重さは撮像素子の大きさに殆ど関係しないといった感じです。

特に最近発売されたマイクロ4/3機のLumix GH6に至っては、何とフルサイズ機より重いではありませんか。

カメラの重さについては、筐体の材質(金属かプラスチック)が一番影響している感じです。

一方レンズについては、明らかに差が認められます。

かなり大雑把な言い方ですが、APS-Cサイズのレンズはフルサイズの半分の重さで、マイクロ4/3のレンズはフルサイズの1/3(口径を基にした理論値は1/2)といった所でしょうか。

そんな訳で、小さな撮像素子を搭載したカメラ本体は一概にフルサイズ機より軽いとは言えないものの、レンズは間違いなく半分以下に軽くなると言えます。

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