この数日、間もなくベールを脱ぐEOS R3の動画機能についてちょくちょく話をさせて頂いているのですが、薄々気付かれている事でしょう。
この話はまだ続くなと。
そうなのです。
今までの話は、全てこれからの話をしたいがための伏線です。
お伝えしました様に、EOS R3の動画機能がどんなに優れていても、大きく重たくなった分、ジンバルも大きく重くなるので、手持ちで滑らかな動画を撮るのは、むしろ難しくなります。
ですが、そんな事はキヤノンも百も承知でしょう。
そうなると、何かしら対策を盛り込んでいるのではないでしょうか。
それが以前からお伝えしている、電子式の水平維持機能です。
ご存知の様にGoProシリーズは、HyperSmoothと呼ばれる強力な電子手ブレ補正と、水平維持機能を搭載して、ジンバル要らずとも言える所にまで達しています。
電子手振れ補正が大幅に進化したGoPro Hero9とHero10 |
GoProとフルサイズ機では撮像素子の大きさが天と地ほどに違うと思われるかもしれませんが、4K動画でみればいずれも同じ800万画素ですので、GoProができてフルサイズ機ができないという話はありません。
そんな訳で、EOS R3は水平維持が可能な強力な電子手ブレ補正を搭載してくると思うのですが、いかがでしょうか。
ちなみにEOS Kiss M2や1インチサイズ機のPowerShot G7 X Mark IIIは、既に自動水平維持機能を搭載しているのです。
キヤノンの自動水平維持機能搭載機 |
また電子手振れ補正を使うとAPS-Cサイズ並みに画像がクロップされるのですが、新しいRF16mm F2.8のレンズを使えば、それでも画角26mmの広角を維持できます。
そうなると、普通のフルサイズ機にジンバルを装着するより容易に、手持ちで滑らかな動画を撮れる様になるかもしれません。
それでは最後に、またEOS R3のキャッチフレーズを思い出して頂けますでしょうか。
映像の新しい時代が走り出す。
このキャッチフレーズは、EOS R3の映像(動画)は走りながら撮ってもブレない、という事を暗示しているのではないでしょうか。
お後が宜しいようで。
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