Fvモードの美味しい使い方

2021/09/13(月)

お待たせしました。

先日お伝えしましたEOS Rシリーズに追加されたFvモードの美味しい使い方をご紹介します。

Fvモードの説明図

既にお伝えしました様にFvモード最大の利点は、ゴミ箱ボタンを長押しするだけで、シャッタースピード、絞り値、ISO感度の全ての値を、最も適切な値に一発で変更できる点です。

ただしFvモードで、Avモード相当やSvモード相当に切り替えるのには、それなりの手間と時間が掛かります。

早い話が、サブ電子ダイヤル(上面後ろのダイヤル)でAvモード相当やTvモード相当を切り替えるので、露出モードダイヤルを回すのと大した差はありません。

またさらに、これをMモード相当に変更しようとすると、Av値やTv値を一個一個選択して設定値を固定しなければならないので、とてもじゃありませんが使えたものではありません。

そこで思い付いたのが、ならばFvモードを、Avモード(もしくはTvモード)単独の機能として使えば良いという事です。

具体的にはFvモードを事前にAvモード相当(もしくはTvモード相当)の状態にしておき、それをC1~C3のカスタム設定モードに登録してしまうのです。

FvモードをAvモード相当に設定してC1のカスタム設定モードに登録した所

そうすれば、そのカスタム設定モードを呼び出すだけで、最適な露出設定に一発で変更できるAvモード(もしくはSvモード)として使用できるのです。そしてカスタム設定モードに登録すると、更に良い事があるのです。

本来のFvモード(モードダイヤルをFvモードにした場合)ですと、下の図の様に電源をOFF/ONしても前に設定した値が残っているのですが、カスタム設定モードに登録した場合、上の図の様に電源をOFF/ONすると全ての設定値がAUTOから始まってくれるのです。

本来のFvモードで電源スイッチをOFF/ONすると前の設定値が残っている

すなわちゴミ箱ボタンを長押しする事なく、シャッターボタンを半押しするだけで、絞り値を含む全ての設定が一旦最適値になるのです。

注意

2021/11/25:追記

読者の方から教えて頂いたのですが、カスタム撮影モード(C1-C3)登録画面内の登録内容の自動更新しないの設定しないと、電源ON/OFFでも過去に設定した値がAUTO状態に戻らないとの事ですので、ご注意願います。

例えば屋外の撮影から屋内の撮影へ移動した場合、前回の露出設定を引き摺ることなく、まっさらな状態で撮影を始める事ができるのです。

後はその設定で撮っても良し、いやならメイン電子ダイヤルを回して、Avモードと同じく好みの絞り値を選択すれば良いのです。

すなわちFvモードをカスタム設定モードに登録すれば、電源スイッチを入れる度に、常に最適な露出設定から始められるAvモード(もしくはTvモード)として使用できるのです。

これはかなり美味しい話だと思うのですが、いかがでしょうか?

実際今までは、AvモードとMモードを気分で使い分けていたのですが、今では本番撮影ではこのC1に登録されたFvモード(Avモード相当)しか使わなくなりました。

騙されたと思って、1度使ってみて頂ければと思います。