2022/02/09
昨年5月に開発発表されていたLumix GH6が、ようやく正式発表される様です。
開発発表までしていたとなると、相当の自信作なのでしょう。
そうなると、本機の目玉機能は何なのか知りたくなります。
そう思って、現行機の仕様を簡単にまとめてみると、以下の様になります。
モデル | 特徴 | 自撮り | 動画 | 連写 (電子) |
シャッター 速度 (電子) |
ISO感度 (拡張) |
画素数 |
DC-GH5M2 2021/6 |
GH5のマイナーチェンジモデル。 作像エンジンを更新し、C4K60P(10 bit)やC4K30P(4:2:2 10 bit)記録に新たに対応。顔認識、手振れ補正の向上、及び放熱性改善により、撮影時間無制限を実現。 無線ライブ配信機能搭載。 |
可能 | C4K60P
FHD60P |
12 (12) コマ/秒 |
(1/16k) 1/8k ~ 60”, B |
200 – 25.6k |
2030 万画素 |
DC-GH5S 2018/1 |
動画機能を徹底的に強化したモデル。 画素数を抑え、さらに二つのアナログ回路で高感度撮影に対応し諧調性もアップ。 マルチアスペクトにも対応。 ミラーレス一眼としては初めてシネマ4K/60pや4:2:2 10bitのシネマ4K/30p機能搭載。 V-LogLもプリインストール。 60コマ連写の4Kフォト、デュアルスロット。 |
可能 | C4K60P
FHD60P |
12 (12) コマ/秒 |
(1/16k) 1/8k ~ 60”, B |
(80) 160 – 51.2k (204k) |
1028 万画素 |
DC-GH5 2017/3 |
プロ使用を意識して大幅刷新されたモデル。 AF高速化、ボディ内手ブレ補正搭載、連写性能向上、EVFの向上(368万ドット)、動画撮影中の設定変更、液晶モニターの輝度向上、Bluetooth新規搭載、デュアルスロット化。 4K/60p対応、ローリングシャッター歪みも低減。ただし内蔵ストロボは削除。 |
可能 | 4K60P
FHD60P |
12 (12) コマ/秒 |
(1/16k) 1/8k ~ 60”, B |
200 – 25.6k |
2030 万画素 |
これをご覧頂きます様に、現行機のLumix GH5M2で既に4K60Pを達成していますので、残るは4K120Pでしょうか。
DC-GH5M2 |
DC-GH5S |
DC-GH5 |
そうなるとAPS-Cサイズ以下の小サイズ機で、4K120Pが撮れる最初のカメラになるかもしれません。
また裏面照射で積層型撮像素子の採用により、メカシャッターレスになる可能性も十分あります。
とは言え、20万円以上になるのは間違いないでしょうから、おいそれと手は出せません。
なおネット上では、パナソニックがひたすら心血を注いできた空間認識AF(コントラストAF)から、一般的な位相差AFへの変更を求める声が多い様ですが、さすがにそれはないでしょう。
すなわちネット上の評判を一蹴する空間認識AFの更なる改良も間違いありません。
それこそが技術者の矜持(意地)と言うものです。