Lumix S5IIの表示系フレームレート低下騒動

ご存知かもしれませんが、YouTuberの指摘によって、パナソニックがLumix S5IIの表示系フレームレートの変更を検討するそうです。

Lumix S5II

状況をご説明しますと、Lumix S5IIの静止画撮影において、コンティニュアスAFで(シャッターボタン半押し等で)AFを起動するとファインダーとモニターの表示が60fpsから30fpsに低下するそうです。

その指摘に対して、パナソニックは検討を約束したそうです。

という事で表面的にはこれでメデタシメデタシという事なのですが、どうなのでしょう。

本当にそれで良いのでしょうか。

気になるのは、表示系のフレームレートが低下する理由です。

当然ながら誰にとっても表示系のフレームレートは変わらないのが一番ですが、それでも低下させたというのはそれなりの理由があっての事でしょう。

そして恐らくそれは、コンティニュアスAF時の精度を確実に保証するためなのでしょう。

だとすると、YouTuberの要望にそってフレームレートを上げるという事は、AF精度が間違いなく今より低下するという事になります。

何故ならば、もしフレームレートを変更せずにAF精度を今と同様に維持できるのであれば、最初からそれをやっていたからです。

表示の見易さを取るか、AF精度を取るかと訊かれたら、市場はどちらを選ぶのでしょうか?

少なくとも一部のYouTuberの声を、市場の声と一義的に扱わないでほしいものです。

2件のコメント

AF精度も大切だけどシャッターチャンスを逃さないことも重要だと思います。フレームレート下がるとシャッタータイミング掴みづらいです。流石に処理が間に合わないからこの仕様では悪手だと思います。

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