畏るべしNikon Z 9の撮像素子

2022/05/26

今年に入って、Lumix GH6OM SYSTEM OM-1EOS R6、EOS R10と、小サイズ機が相次いで発表されました。

ソニー製の裏面照射積層型撮像素子を搭載したマイクロ4/3のOM SYSTEM OM-1

EOS R10は入門機ですが、他の3機種は各社のフラッグシップ機とも言える上位機種です。

キヤノン製の表面照射型撮像素子を搭載したAPS-CサイズのEOS R7とR10

ところが、どれも予想に反して依然メカシャターを搭載しています

それに対して昨年末に発売されたNikon Z 9は、フルサイズで且つ高画素機でありながら、メカシャッターレスを達成しています。

メカシャッターレスを達成したNikon Z 9

それも低価格で。

と言う事は、この撮像素子は最新のソニー製とキヤノン製の小サイズ用撮像素子をもってしても簡単に抜けないかなり凄い物だという事になります。

おまけに、これだけの高性能でありながら、特段の品質問題も起きていない事にも感心させられます。

一体どこが作った撮像素子なのでしょうか。

弊サイトは、タワーセミコンダクター製だと固く信じているのですが、もしそうだとしたら、今後カメラの勢力図は大きく塗り替えられてしまう可能性すらあります。

何しろ現在のカメラ市場においては、撮像素子を自社生産しているソニーとキヤノンが断然有利だと思われているのですから。

果たして今年中に、両社からメカシャッターレスのカメラは登場するのでしょうか?

3件のコメント

「ニコン独自の積層型CMOSセンサー」とHPには書いてありますね。独自というがよくわかりませんがタワーセミコンダクターが絡んでいるのかもしれませんね。

ただセンサーの性能もさることながら、プロセッサーも秀でていると感じますがいかがでしょうか。

コメントを残す