RF85mm F1.2L USM vs EF 85mm F1.2L II USM

RF85mm F1.2L USMの稼働率が低い。

EOS R6とRF85mm F1.2L USM

1本30万円以上もしながら、手持ちのレンズの中では最も稼働率が低く、コスト面から考えると無駄の塊の様なレンズです。

これが生産性重視の企業であれば、即刻売却でしょう。

稼働率の低い理由は、使うシーンが限られる事、高価で且つ重い事、そしてレンズ交換が手間なため、ちょっとした撮影ですと九分九厘持ち出さないからです。

これでもう少し軽ければ、常時バックの中に入れておくのですが。

それで思ったのですが、ならば思い切ってEF 85mm F1.2L Ⅱ USMに買い換えるのはどうでしょう。

本レンズは既に生産中止になっているのですが、中古ならば10万円前後で買えます。

そうなると多少手荒に扱う事もできますし、軽く小さくなる分持ち出す頻度も上がり、屋外でのレンズ交換にも抵抗が減ります。

当然ながらRF85mm F1.2L USMより光学性能は落ちるでしょうが、それはそれ腐っても鯛です。

それに稼働率の低い高性能より、稼働率の高い低性能の方が、明らかに合理的でしょう。

またこれを使うためには、マウントアダプターが別途が必要になるものの、コントロールリング付きならレンズの根元にコントロールリングが付くので、RF85mm F1.2L USMより使い易くなります。

また可変NDフィルター付きにすれば、明るいところでも簡単に絞り開放が使えます。

良い事ずくめではないかと思ったのですが、大きな間違いがありました。

それは何と、RF85mm F1.2L USMが1195gに対して、EF 85mm F1.2L Ⅱ USMは1025gもあるのです。

恐らく鏡筒の金属が効いているのでしょう。

という事はたった170gしか軽くならず、これに一番軽いマウントアダプター(110g)を付けても60g(卵1個分)しか軽くならないのです。

一瞬良いアイデアだと思ったのですが、残念ながら没です。

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