各社の逆光補正機能

キヤノンのオートライティングオプティマイザをご存知でしょうか?

ISO100におけるオートライティングオプティマイザのOFF(左)と強(右)の画像

詳細については以下に載せていますが、早い話が逆光補正機能です。

逆光におけるオートライティングオプティマイザの効果と弊害

オートライティングオプティマイザで室内撮りしたらどうなるのか

これが何をしているかと言えば、キヤノンの場合明るい所はそのままて、暗い所を明るくしてくれます。

このため暗くなった人物の顔を明るくしてくれます。

一方興味深いのは、ニコンのアクティブDライティングです。

この場合は、逆に暗い所はそのままで明るい所を暗くしてくれるのです。

このため風景写真においては、白く飛んだ空を暗くしてくれます。

この辺の設計思想を見ると、軟派のキヤノンに対して硬派のニコンという感じがします。

なおこの機能は、画面全体のコントラストを下げて軟調でノッペリした感じに仕上げるのではなく、あくまでも暗い所(もしくは明るい所)のみの明るさを変えるので、画面全体のメリハリは維持できます。

また強い明暗差が無ければ全く働きませんし、この機能が働いてもノイズが増えるとかの弊害もない事から、本サイトとしては常時ONしておく事を強くお勧めします。

なおこれらと似た機能はどのカメラにも備わっていますので、その名称をメモしておきます。

ソニー:Dレンジオプティマイザ

フジフィルム:ダイナミックレンジ

パナソニック:iDレンジコントロール

OMDS:ハイライトシャドーコントロール

各社名称は様々なのですが、何故分かり易く逆光補正機能(Backlight compensationと呼ばないのでしょうか?

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