星空での人物撮影用に、キヤノンの純正ストロボを入手しました。
それが、下にあります270EX IIです。
単三電池2本駆動の270EX II(2011年発売)
通常ならばGODOXの安いストロボでも良いのですが、生憎GODOXのストロボはEOS R6に装着してもAF補助光が光ってくれません。
またカメラ本体のAF補助光も使えるのですが、この場合補助光がレンズやフードに遮られて、被写体が画面の中央部分にあるとAFが働きません。
そんな訳で、今まではAF補助光が発光する320EXを使っていたのですが、何しろ重いのです。
単三電池4本駆動の320EX(2011年発売)
電池込みの重さを測ってみると378gもあり、単体で持ってもズッシリ感があります。
これをカメラ上部に乗せると、回転モーメントが働きさらに重く感じます。
実際このストロボとカメラを小型の三脚に乗せて仰角を付け過ぎると、ストロボの重心が三脚の接地点から外れて、三脚ごと倒れることすらあります。
とにかく暗闇での撮影は、機材は軽いに越した事はありません。
それに対して270EX IIは、204gしかなののです。
おまけに背も低いので、カメラに装着した場合の回転モーメントも大幅に小さくなり、軽い三脚に据え付けた場合の安定感も増します。
そうなると、もっと小型軽量の90EX(73g)がベストなのですが、これはこれで問題があります。
単四電池2本駆動の90EX(2012年発売)
何かと言えば、EOS R6に装着してもAF補助光が光らないのです。
念のためにキヤノンのお客様相談室に確認したのですが、光りませんの一言でした。
調べてみると270EX IIより90EXの方が後に発売されたのですが、何故かEOS Rシリーズに装着するとAF補助光は光らない様です。
ちなみに星空での人物撮影であれば、ISO感度を3200以上にあげるので、ガイドナンバーはGN4程度で十分です。
そんな訳で、いつか90EXの後継機が出る事を願うばかりです。
放電管など不要で、LEDで十分なのですが。
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